子どもを暇にしておくことが、脳の成長にはいいらしいです。


ひところブームになった『トリセツ』シリーズの黒川伊保子さんが、著書の中でそうおっしゃっています。


わたしの塾でお預かりしている子どもたちは、とにかく忙しいです。私が小中学生だったころとは、比べものにならないくらい。あ、塾の課題が多すぎるからではありません。


塾だけでなく、ピアノ、水泳、英会話などの習い事、部活やクラブチーム……。

この子たちには、一体いつ自由な時間があるんだろう?と感じることもしばしばです。

しかも少しでも時間があれば、スマホで動画を見たりゲームをしていますし…。


「大丈夫なのか!?」


と、つい心配になってしまうことも。


自分が子どもだった頃は、かなり暇を持て余していたと自信を持って言えます。だから良かったとは思いませんし、だからダメなのかもしれません。

ただ、学校が終わったら「今日は何をしようかな」とワクワクしながら考える自由だけはありました。


ときどき、忙しすぎる子どもたちを見て、少しかわいそうに思ってしまうことがあったので書いてみました。