基礎からしっかり学んで、ワンランク上の作品作りをしませんか?
武蔵小金井の刺繍&洋裁教室まにあ~なの千葉恵です。
ロックミシンの糸のほどき方、ご存知ですか?
ロックミシン、糸が絡まるように縫われていて、ちょっと複雑ですね。
2本から4本(通常は3本での使用が多いかな)の糸で布端を切りながら環状に糸がからまって
布の織り糸がほどけないようにしてくれます。
複数の糸を使うので、なんだか複雑で、どーしていいかわからない状態の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は私もかなり長い間そんな気持ちでおりました。
でもミシンのどの糸がどの縫い目なのかがわかると少し不安も和らぎます。
ロックミシンの糸をほどくときは、1本の糸だけを抜きます。
そして抜く糸は決まっています。
「針糸」と呼ばれる、ロックミシンの一番左側(4本ロックの場合は針糸は一番左との次の2つ)
その名の通り、「針に通っている糸」です。
わかりやすいように赤い糸にしたみました(私って親切!)
この糸だけを目打ちに引っ掛けて抜くのです。(リッパー禁止)
他の糸が一見ぐちゃぐちゃに見えても負けずに、この糸のみ。
自分を信じて!
針糸が抜けると、他の糸(上と下のルーパー糸)がするするがほどけます。
長い距離はやりにくいので十数センチごとに針糸を切ってくださいね。
他の糸は切らなくてOK!
図にしてみました。
赤いのが針糸です。
ロックのひとつの目がなんだか魚の形に似ていませんか?
なので私はいつも「魚のしっぽを見つけてね」
とお教えしています。
こんなかんじ。
わかりやすく目を描いてみました(笑)
ロックミシンをほどくときは、魚のしっぽを引っぱる!
と覚えていただければ、一生の宝物になりますよ。(ちょっと大げさ)
ちなみに他の糸(ルーパー糸)を引っぱると、後悔の嵐になりますのでご注意を!
今日のHAEDはここまで。
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