刺繍とソーイングの専門家、
まにあ～なの千葉恵です。
武蔵小金井で手刺繍教室・洋裁教室・パターンメーキング教室（オンラインレッスン）をしています。
当たり前のことですが、袖は筒状になっています。
袖下の縫い目で縫っているので、1枚の布が筒状になり、そこに腕を通すというわけですね。
カフスなどが付く場合、カフスのボタンをはずして手が通るようにするために、
袖口には「明き」を付けます。
その「明き」の位置は、袖下の縫い目ではなく、袖の後ろ半分の真ん中です。
私は洋裁を習うまではそれに気づかず、袖下の縫い目を途中まで縫って明きにしていました。
でも正しくは、袖の後ろ半分の真ん中の生地に切り込みを入れて
わざわざ「明き」を作ります。
その位置は服を着た時にちょうど横から見える部分なのです。
だからカフスのボタンも良く見えますね。
袖下の縫い目を明きにしてしまっては、カフスのボタンは腕で隠れて見えません。
ちょっと明きの始末にひと手間かかりますが、大切なことです。
今日のHAEDはここまで。
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