さらに続きです↓
今回は特にCBDオイルのことです😊🌿
〜以下、一部抜粋〜
慢性痛とCBDオイル
2019.10.3
潰瘍性大腸炎とCBDオイル
40代男性。潰瘍性大腸炎の診断を受けている。
「トイレにずっとこもりきりで、仕事になりません。
便意を感じて一度トイレに行ったら、1時間は出られない。いや、本当を言うと、1時間でも自分には大きな妥協です。
許されるならもっと長くトイレにこもっていたい。でも仕事があるから、しぶしぶトイレを出ます。
しかし、しばらくするとまた便意が訪れて、トイレに行かないといけない。一日にそういうことが4、5回はあるでしょうか。
最初は『生理現象だから仕方ないね』と言ってくれた上司も、次第に態度が冷たくなって、
『ちょっとひどいよね。一回でしっかり済ませられないものかな』
『あのさ、トイレにこもっている時間も給料が発生してるっていう自覚、ある?』
病気に対する理解がない、と言いたいところですが、上司の気持ちはわかります。
潰瘍性大腸炎になって初めて、この病気のつらさがわかりましたから。上司には申し訳なく思います。
トイレに思う存分こもれないこと、上司の冷たい態度、そういうのが大変なストレスで、ますますおなかの調子が悪くなります。
何とかならないでしょうか。
診断を受けた病院から薬を二つ処方されていて、飲んでいます。しかしほとんど効いてる実感がありません。
さて、上記患者の初診から2か月後。
まだ会社でトイレに行くことは行きます。3回くらいは行くでしょうか。でも、行ったとしても、トイレに入っているのはせいぜい5分ほど。
昔のように1時間もこもるなんて、まったくなくなりました。仕事の集中力もつきましたし、長時間働いても以前より疲れにくいように感じます。
先生のおかげです。ありがとうございます」
潰瘍性大腸炎は指定難病で、一般に治癒は困難とされている。
しかしその難病が、2か月でほぼ寛解してしまった。
見る人から見れば、この診察室の風景は、ちょっとした「奇跡」である。
しかし僕は淡々と「いえ、僕のおかげというか、食事制限をちゃんと守ったりして頑張っておられるでしょう。治ったのは、ご自身の努力のおかげですよ」と答える。
そう、そもそも難病なんかじゃないんだ。
食事を改め、あとは治癒を早める栄養素を上手に取り入れれば、それだけであっさり治る病気なんだ。
しかし、寛解に際して、ビタミンD、ナイアシン、CBDオイルのうちどれが決定打になったのか、それはわからない。
早く苦痛をやわらげてあげたくて、すべて同時に使ったからだ。
どの一つが、というわけではなく、相乗的に効いたのかもしれない。
しかし僕は研究者じゃなくて臨床医だから、とにかく患者が治れば、ひとまずそれで万々歳なんだ。