【父のひと言】
わたしの父は、かつて小学校の教員でした。
定年退職後、現在は83歳となりました。
10年ほど前にパーキンソン病&心臓病を患い、要介護認定後はデーサービス通いをしています。
昨年、コロナワクチン接種について尋ねた時の話です。
私:ワクチン接種はどうする?
父:あんなものはろくなことはない。
私:打ちたいか?
父:要らない。
私:そうか。病気持ちだから副反応も危険だし、心臓に血栓症が起こる可能性もあるし、止めた方が良いな。
父:そういうことだけじゃない。ワクチンというものは、昔からろくなもんじゃないと決まっている。接種した者が感染するようになっている。
私:どういうことだ?
父:教員時代、子供たちを見てきて、インフルエンザワクチンを接種した子供たちだけが、毎年インフルエンザに罹って学校を休んでいた。教育委員会に調べるように、何度か同僚たちと話し合い報告したけど何も改善されず、その後も毎年恒例としてワクチン接種を薦めるように上から言われた。
だけれど、わたしは子供たちが可愛いから苦しむ姿を見たくはないから、打たなくてもいいとクラス内で言っていた。
それでもどうしても打たせたい家庭の子供たちがいて、その子供たちだけが決まってインフルエンザに罹って、学校を休んでいた。
それで分かった。これは、ろくなもんじゃないって。
政府の考えることは、国民の健康なんかじゃない。これは何かある…!だから、おれは要らない。
かつて県で最年少で教頭となり、最年少で校長となり、特例として県の指導課長となった父は、次は最年少の教育委員長か?とまで言われ、実際に声が掛かっていたらしい。
しかし、色々な裏の世界を知り落胆した父は(退職後、暫くしてから私だけに本当の事情を話してくれました。教育界の裏事情も含めて…)、上司たちに、"どうか現場に戻して欲しい"と何度も懇願し、最後は校長として定年退職しました。
父は県の教育界では革命家であり、県で最初に行ったことが幾つかありました。代表的なことは、
小学校での授業にパソコンを使用したこと。大量のパソコンを購入させ、いち早く小学生にパソコンの使い方を教育した人でした。
そして、先生は学校教員だけではないとして、町の一般人を次々と学校に招いては、特別授業を開催するなど、当時では新しい試みを実行した人でした。
非常に頭の良い行動力に優れた自慢の父でありました。
その父が言った一言です。
「ワクチンは、ろくなもんじゃない!」
今は認知症も顕れ、時折幼児化しますが、時折若かりし頃の威厳に満ちた教育者にも戻ります。それもまた"老いる"ということとはどういうものなのか?の授業を、わたしに経験させているのかもしれません。
そんな父の息子として申し上げます。
"ワクチンは、ろくなもんじゃない!"