
こんな風に考えながら、帰国した時を妄想してみました。前回の帰国は三年ほど前なので違ってるところあるかもですが…💦
前回の帰国時はまだ食の闇に気づいて無かったので、めちゃウキウキしながら、日本のコンビニを利用したのを覚えています😓
とはいえ、幸せを感じるのは大切なので、肝臓や腎臓が元気なら週一くらいは添加物満載でも好きなもの食べて良いのかなあとも思いますが…ダメかな?😅
平気で「おにぎり」を買う人が知らない残念な真実!
コンビニおにぎりVS家庭のおにぎり
みなさん、「おにぎり」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
私のような昭和の人間は、母親が握ってくれた塩むすびや梅干しのおにぎりが思い浮かびますが、今の若い人はおにぎりといえばコンビニやスーパーなどの市販のおにぎりを思い浮かべる人が多いのかもしれません。
「『カップ麺の牛乳戻し』子どもの食生活が危機的だ」で、「手作りのおにぎりを初めて食べた5歳の子ども」について書いたところ、大きな反響を呼びました。
その子は、保育園に入園して「温かい手作りのおにぎり」を生まれて初めて食べ、「おにぎりってこんなにおいしいんだね」と感動しているのを、保育士さんが「よかったね」と抱きしめて泣いていたというエピソードです。
いまは「おにぎり=買うもの」という意識の人も増えており、コンビニやスーパーをはじめとした市販のおにぎりは、それほど私たちの生活に入り込んでいますが、そこにはじつは「残念な3つの真実」が隠されているのです。
ある人が、市販のおにぎり(塩むすび)をお茶漬けにしようと、茶碗に入れてお湯をかけたところ、パーッと油が浮いてきたのにビックリ。
「なぜおにぎりに、油が使われているのですか?」と、その人は疑問を持って私に聞いてきました。
【残念な真実①】
大量の油が使われている!?
これは「炊飯油」といって、炊くときに油を混ぜ込んで炊くからです。油を入れる理由は主に3つあって、まず1つめは「食感が良くなる」からです。
油を混ぜ込んで炊くと、米粒が油でコーティングされてチャーハンのようにパラパラの仕上がりになります。油のおかげで粒と粒の間に空気が入るから、一粒一粒がくっつかず、冷えても固まりません。
そうすると食べたときに口の中でほろっとほどけて、噛まずに食べられます。今時の若い人は、そういう食感が好きなのだと思います。スマホを見ながら、特に噛んで味わわなくても食べやすいことも一因にあると思います。
家庭で作ったおにぎりは、粒がつぶれて、冷えると「ねちょっ」とした感じに固まってしまいますよね。そうするとしっかり噛まないといけません。そういうものよりも「噛まずに飲み込める」食感のほうが好まれるのです。
それから2つめは「機械適性」、つまりおにぎりを製造するときの問題です。自動おにぎり機というのがあって、目にも止まらない勢いでおにぎりが作られるのですが、型から離れるときにご飯がくっついてしまうのを避けるため、油が必要なのです。
さらに3つめの理由として、市販のおにぎりはフィルムに包まれていますが、油があることでフィルムにくっつかないからです。
いずれにしても油なしでは、市販のおにぎりは成立しないのです。
具にも「油」が使われているものも
油といえば、もう1つ問題があり、それはおにぎりの具によっては脂質がかなり高いものもあることです。
そもそもご飯には「米油」という油があります。おにぎり1個(100グラム)には0.3グラム程度の脂質が入っています。まあほとんど問題にならない量です。
ところが、たとえば「ツナマヨのおにぎり」となると、脂質が7~10グラムにもなるものが多くなります。「エビマヨ」が5グラム、「明太子マヨネーズ」が10グラムというのもありました。「焼き肉」が具に使われたものは脂質が9~10グラム、「唐揚げ」や「チャーシュー」が使われたものは6~7グラムだったりします。
脂質が5~10グラムは当たり前で、「チャーハン」「ピラフ」「オムライス」をおにぎりにしたものなど、なかには20グラム以上のものもありました。
「日本人の体を壊す『隠れ油とりすぎ』の深刻問題」でも述べたことですが、「知らないうちに取ってしまう油」を私は危険視しています。
脂質の摂り過ぎを避けたいなら、「マヨネーズの入ったもの」「焼き肉や唐揚げ系が具材に使われているもの」さらには「チャーハン系」、この3つは「裏ラベル」の成分表示の「脂質」の欄をよく見て、買ったほうがいいと思います。
2つめの残念な真実は、たった1つのおにぎりなのに、じつは「かなり多くの添加物が使われている」ことも少なくない、ということです。
【残念な真実②】
添加物が想像以上に使われている
たとえば下記は、「鶏五目ごはんのおにぎり」の原材料表示です。
米(国産)、鶏肉、醤油、人参、ごぼう、タケノコ、シイタケ、醤油たれ、海苔、砂糖/pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、グリシン、カラメル色素、酵素、香料、酸化防止剤(V.E)  *メーカーによって違いがあります
原材料表示のうち、「pH調整剤」以下が添加物です。
「そうなると7種類か……、結構多いな」と思うかもしれませんが、残念ながらそれよりもっとあります。なぜなら「一括名表示」と「キャリーオーバー」があるからです。
「pH調整剤」は食品の変質や変色を防ぐ添加物ですが、「pH調整剤」という1つの物質ではありません。食品のpHを調整する添加物の「集合体」なのです。
表記は「pH調整剤」1つですが、これには、だいたい5~6種類の添加物が混ざっていると考えていいと思います。
同様に「香料」も一括名表示です。こちらはどのぐらい使われているか、商品によって異なるので、ちょっと数はわかりません。
ちなみに近ごろ、「炊き立てのご飯の香り」という香料が開発されたそうです。コシヒカリタイプと、そうでない一般の米タイプなどがあるそうで、これが実用化されれば、「炊き立てのご飯の香りがする、冷えたおにぎり」ができるわけです。需要があるかどうかわかりませんが、すごいものができたものです。
引用