この時間は,空旅をお送りします。
今回は、姉におねだりされて行った横浜・鎌倉への旅行フライト。
初乗りの乗り物も登場します。
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では,ごゆっくり!
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今回の旅、最終日なのですが、今日もJR横浜駅が起点です。

どこに向かうかというと、神奈川県の西の果て?…
小田原です。

小田原城に行ってみたいというリクエストに答えて向かいました。
きっと、「遠い!」だの「まだ着かないの?」と文句を言い出すのは目に見えていたので、湘南新宿ラインのグリーン車で向かいました。
結局、小田原駅に着いたら「新幹線もあるじゃん!」なんて不満を言ってましたが、いちいち新横浜までの移動時間を説明するのもめんどくさかったので黙殺しました。
昔の小田原駅はこんな駅舎だったんですねえ、いつまでこの駅舎あったんだろう?

では小田原城に向かいましょう。
東口を出て右に進むとすぐに城内なんですが、そちらは裏手なのでぐるっとお堀を回って正門?に向かいます。
まあ私はお城のことには詳しくないので、何も説明できません。

天守閣っぽい建物が見えてきました。

ようやく着いた!

「正規登城ルート」良かった、姉は、こういうところには細かいんですよねえ。
お城だけでなく神社仏閣も正しく参拝したいタイプ、そういう意味では前回の鎌倉鶴岡八幡宮は北鎌倉駅方面から入ったので邪道だったんですが、その後の鎌倉スイーツでご機嫌を直してもらいました。
紫陽花綺麗に咲いてました。

天守閣到着!

こういうところでは必ず写真を撮って差し上げます。

あとで、撮ってないなんて言われないようにね。
それにしても、この武将の足元、草履みたいなのを履いて戦場に行ってたのかな?
天守閣のてっぺんに上がってみましょう。
お〜絶景!

小田原って海がこんなに近いんですねえ。
そしてステーションビュー、良いですねえ。

さて、ここからは私のリクエストでさらに西に移動します。
海沿いを熱海方面に列車で向かい…

こちらの駅で下車しました。

構内はかなり広いのですが…

…どこの駅かというと、根府川駅です。

こちらの駅、未訪問だったので行ってみたかったんですよねえ。
日本の大幹線である東海道本線にありながら珍しい無人駅だということで行ってみたのですが、現在ではJR東海には大量の無人駅が発生していますので、あまり珍しい存在ではなくなりました。

駅訪問には姉は全く関心がないのですが、いちおうSuicaの出場処理をしないといけないので改札までは付き合ってもらいます。
古い木造駅舎が残っています。

東海道本線では貴重な存在ですねえ。
大正13年の財産登録です。

駅は大正11年の開業なのですが、駅舎の建築年度とずれている理由はこの石碑が物語っています。
「関東大震災殉難碑」です。

大正12年に発生した関東大震災で、駅前の山が崩れ、駅周辺の住宅、駅構内、列車を含め眼下の相模湾に流されてしまいました。
そのため駅舎は再建されたもの、今でも当時のホームが海に眠っているのだそうです。
もう100年以上前の震災ですが、いつまでも教訓は忘れてはならないと思います。
今回の旅、本日で最終回です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(令和5年5月撮影)