水口駅から桜川駅へ木造駅舎をめぐります ガチャコン旅4 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は,私鉄乗り潰し旅をお送りします。

今回は、滋賀県の近江鉄道の全線完乗をめざします。

本日は水口駅や桜川駅などをご紹介します。

 

当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,ごゆっくり!

 

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前回、やってきた水口駅、もう少し駅の紹介をしておきましょう。


私鉄の駅らしく駅内にはいろんなポスターが貼ってあるのですが、この「近江の地酒電車」、名前のとおり滋賀県内の日本酒を車内で楽しめる上、オツマミやおでんとかまで付いてます。
おでんや料理とともにセットになっている糸切餅というのは、近江鉄道の沿線にある多賀大社の門前で売られているお餅です。

名前のとおり、お餅を刃物ではなく糸で切ったものみたいで造作は単純なんですが、歴史は古く、遠く九州博多に元寇が襲来した時代に遡るそうです。

神風が吹き、蒙古軍が撤収したことを喜んだ人々が、団子を作って、そこに蒙古軍の軍旗に描かれた赤青の3本の線を描き、それを弓の弦で切って神前にお供えしたのがはじまりだそうです。

その後は三味線の糸で切るようになったそうで、刃物を使わないのは、「刃物を使わず悪霊を断ち切る=平和」を意味しているそうです。

それにしても滋賀県で博多の蒙古襲来を由来とする特産品があるのには驚きです、どういう理由で繋がっていったのか調べてみたいものです。

あと、この「近江の地酒電車」、よく見ると1日乗車券(電車のみ)も付いてますねえ。
ということは、5500円でチケットを購入し(予約制ですが)、一日駅訪問をしながら、最後は「近江地酒電車」でまったり呑み鉄するなんてメチャ楽しそうなプランが立てられそうです。



さらに壁を眺めていると…
T.M.REVOLUTIONのライブ?滋賀県内だけで9か所も???
西川さん、滋賀県のご出身ですからねえ。
メジャーになっても永年、こうやって地元でライブされてるんでしょうか、個人的にはファンというわけではないですが、すごいなあって思います。

駅の内部は、けっこう手が加えられていますが、構内から見ると古いホームと相まって歴史を感じさせてくれる駅舎です。

駅舎と反対側のホームにあるベンチは、ちょっと座るのが不安になりそうな華奢な作りでした。

元々は島式ホームで2面3線だったのかな?

ホームの柱は古いレールのようで、「カーネギー」の文字が読み取れます。

お迎えの列車がやってきました。
乗ってきた列車と同じ?

貴生川で折り返してきたみたいですね、近江鉄道の八日市と貴生川間は、運行本数が少ない区間となっていますのでけっこう水口駅の滞在時間は長かったです。
ここから朝日大塚駅までは既乗区間ですが…

…その朝日大塚駅の次の駅で下車します。
交換可能駅、新しめの建物も見えて特に特徴のない駅に見えますが…

…駅舎は激渋です!
こちらは桜川駅、明治33年開業で、この妻面に出入口がある駅舎は開業当時のもののそうです。
近江鉄道の乗り潰しを企画したときから、この駅だけは訪問しておこうと思っていました。

改札です。
ラッチは、元々木製だったみたいですが、金属製に変わってからでもかなり経過しているようです。

出札窓口は広く、以前はかなりの利用者がいたようです。
呉服店の広告など、歴史を感じます。
意外にも天井板はなく、屋根裏がむき出しになっていました。

桜川駅にも駅を愛する方々がいらっしゃるようですね、嬉しいです。

真冬の訪問だったので気がつきませんでしたが、駅名同様、構内には桜があるようです。

構内から見た駅舎です。

お迎えの列車がやってきました。

あっ!鉄道むすめ!
豊郷あかね、でも「豊郷」駅には向かわず、またまた貴生川駅方面に引き返します。

下車したのは朝日野駅。
駅での列車待ち時間を短くするため、折り返しの列車に乗って米原駅方面に向かう列車をお迎えに移動したのですが、この区間朝夕以外は運行本数が少なくなるので、このように終点からの折り返し列車に乗る機会が増えています。

朝日野駅は、かつては交換可能駅だったようですね。

改札?ではなく駅の出口がこんな構造になっています。

駅全景です!
なかなか先に進まない、今回の旅です。

 

 

 
(令和4年2月撮影)
 
全国私鉄乗り潰し率
 
です。
 
 
88.639%

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