3種類のレールが並ぶ駅 近鉄・三重制覇への旅2 | 駅が大好き!misakitty

駅が大好き!misakitty

日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は,私鉄乗り潰し旅をお送りします。

今回は、近鉄の全路線完乗と三重県の鉄道路線完乗を目指します。

本日は、三岐鉄道北勢線の乗り潰し旅がはじまります。

 

当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,ごゆっくり!

 

**********

 

 

 

 

 

近鉄桑名駅に隣接する三岐鉄道北勢線の西桑名駅です。

駅名や構内は近鉄桑名駅と異なるものの、かつては、ここも近鉄の駅でした。
 
地図を見ると、駅名に「西」が付いているのに、近鉄:JRの桑名駅の南側にある西桑名駅、実は、写真の西桑名駅は昭和50年代に移設された駅で、その以前は、ここから直角に桑名駅の駅前を進んだところにあって、現在より桑名駅との距離は離れていたんだそうです。
その旧駅は位置的には桑名駅の「西」にあったのだと思います。
 
その当時は近鉄の路線だった北勢線ですが、経営状態が悪化し廃止を打ち出したために、平成20年に三重県北部の私鉄である三岐鉄道が経営を引き継ぐことになったのです。
 
三岐鉄道は、3セクではなく完全な私鉄だったわけで、北勢線と平行するように三岐線を運行していたので、よく引き継いだと思いますが、実際このあたりの鉄道に乗ってみると、確かに平行しているものの両路線は員弁川を挟んでかなり離れていること、北勢線が西桑名(桑名)駅、三岐線が近鉄富田駅と、ターミナル駅がことなることから競合という感じではありません。
 
また北勢線は完全な旅客輸送路線であるのに比べ、三岐線は貨物輸送の比重が高い路線であり、性格も異なっています。
これも乗車してみると、本当に同じ会社の路線?ってびっくりするくらい違います。
 
では、西桑名駅の駅舎に入ってみましょう。
発車までには、まだ時間があるので誰もいません。
 
その間にメイクを直そうと思い駅前のバスセンターの横にあるトイレに行ったのですが、そのトイレから構内に回り込む通路を発見しました。 
 
そこから見た西桑名駅の構内。
そう、北勢線ってナローゲージなんですよねえ、こんなところも狭軌の三岐線とは大きな違いです。
 
そして末端部です。
ところでこの場所、立ち入り禁止とは書いてなかったんですが、どう見ても通常は入ってはいけない場所じゃない?って思い、早々に離脱しました。
トイレ周りが工事中だったのでたまたま入れたのかもしれません。
 
再び、西桑名駅に戻るとワタシが乗る列車がやってきたので、ホームに入ります。
 
駅名標と鉄道娘、鉄道娘はもしかして三岐線とは別の女の子なのでしょうか?
 
うわぁ、四日市あすなろう鉄道を思い出しますねえ、メチャ小さい車両です。
そういえば四日市あすなろう鉄道も元々近鉄の路線でしたね。
 
車内に入ってみましょう。
 
四日市あすなろう鉄道は新しい車両でしたが、こちらは古そうです。
顔だけリニューアルしたんでしょうか?
 
こちらの車両、昭和30年台に近鉄湯の山線がナローゲージだった頃(会社名も三重交通)に同線で走っていた車両なんだそうです。
 
運転台です。
 
では、近鉄・JR桑名駅を見送りながら発車することにしましょう。
 
フェンスの左は狭軌のJRのレールですが、それに比べるとナローゲージの狭さがよく分かります。
標準軌の近鉄のレールと並べると、約半分の幅になってしまいます。
3社分の構内を渡る踏切は、3種類の軌間のレールを渡ることになります。
 
北勢線のレールは、いったんJR・近鉄のレールと離れて、築堤上にあがります。
 
そして、複線の近鉄・単線のJRをオーバークロス。
先ほどは広く見えたJRのレールですが近鉄と並ぶと狭く見えちゃいますね。
北勢線の乗り潰し旅、最初の駅に向かうことにしましょう。

 

 
(令和4年2月撮影)
 
 
全国私鉄乗り潰し率
 
本日は1駅分も進んでないので乗り潰し率に変化はありません。
 
86.961%

86.961%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乗り鉄には最高に便利!

駅に激チカなホテルを集めてみました。

 

いずれも駅から5分以内です。

 

 

 

  桑名駅(JR・近鉄) 西桑名駅(三岐鉄道)