西九州新幹線・諫早駅 2022年度開業の駅めぐり4 | 日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

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今回は、JRを含め2022年度(2022年4月~2023年3月)に開業した駅をご紹介します。

 

本日は、西九州新幹線の諫早駅です。

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では,ごゆっくり!

 

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西九州新幹線の駅、本日は長崎本線のほか大村線、そして島原鉄道が接続する諫早駅にやってきました。

かつては木造駅舎が残っていた諫早駅、西九州新幹線の開業で巨大な駅舎に様変わりしていました。
諫早駅は長崎県内の駅では長崎駅に次いで利用者の多い駅、在来線は2面4線のほか島原鉄道の専用ホームもあります。
開業は明治31年、当時は佐世保・大村線経由が長崎(本)線だったので、開業したころは大村線と長崎本線の途中駅という位置づけでした。
その後、先に開業したのは島原鉄道で明治44年の開業、肥前鹿島経由の現在の長崎本線が開業したのは昭和9年とかなり後になってからのことです。
 
では駅舎の中に入ってみましょう。
 
駅舎に入ると、ほかの西九州新幹線の駅とは大きなデザインの違いがあります。
 
それはエントランスの吹き抜け。
カラーは外装は全く違いますが、JR北海道の岩見沢駅もこのような入ってすぐは吹き抜けのような構造になっていた記憶です。
 
駅施設は2階以上にあります。
手前のエスカレータはJRの駅へ、奥の中2階に上がるエスカレータは島原鉄道の駅に向かいます。
 
 
島原鉄道の駅施設、ちょっと狭い気がしますねえ、通路にベンチがあるだけといった構造です。
まあ島原鉄道の諫早市における中心駅は、本諫早駅ですから仕方ないのかもしれませんね。
 
駅舎は一部7階建になっていて、商業施設とホテルがあります。
駅直結のホテルがあるのは便利ですねえ。
新ホテルは、自動チェックインなどもあるイマドキホテルですが、女性専用フロアや大浴場、ジュニアスイートもあるバラエティ豊かなホテルです。
島原鉄道沿線にはあまりビジホはないので、JRだけでなく島原鉄道の駅訪問にも便利なホテルとなっています。
 
では、2階のJRコンコースに向かいます。
 
あっ!ミスドがある!
地方の駅で構内にミスドがある駅って九州ではあまりないように思います。
 
そのほか観光案内所・コンビニもある賑やかな構内です。
 
ちょうどコンコースのある2階から駅前が望めるので撮影してみました。
駅前は、古い町並みと新しい建物が入り乱れている感じがします。
ん?眼鏡橋???
 
眼鏡橋というと同じ長崎県の長崎市内のものが有名ですが、諫早市にもあって、こちらは公園の中にあるみたいですね。
もちろん駅前にあるのは偽物?(^_^)なので間違えないでくださいね。
 
駅前正面の風景は、木造駅舎時代の諫早駅と変わらない気がします。
正面にみえる歩道橋に上がって諫早駅の木造駅舎を撮影した記憶があります。
たしか駅前広場におおきな置物があってちょっと視界が遮られていたような記憶があるのですが……
 
さて、JRの駅業務部分に視点を戻しましょう。
 
こちらウオークインの切符売り場、右には自動券売機があります。
 
在来線の改札です。
SUGOCAは大村線の竹松まで、長崎本線に至っては諫早駅から江北方面は利用不可で長崎方面しか利用できません。
 
こちらは新幹線の改札口です。
 
新幹線の改札を入って右を向いたところです。
在来線との乗り換え改札があります。
 
新幹線改札内コンコースの飾り、諫早駅はコンパクトな気がします。
ほかの西九州新幹線の駅との大きな違いがあるのは、ここから先です。
 
在来線は地表駅、新幹線は高架駅というのが九州の新幹線駅には多いのですが、諫早駅の新幹線ホームは地表にあります。
つまり駅舎は橋上駅舎になっているということです。
 
新幹線と在来線の高低差ははほとんどなくて、こんな感じです。
西九州新幹線のレールだけは、諫早駅の前後で高架から地表に降りてくるイメージです。
実際は、諫早駅の周辺は地形が複雑なので、高架・地表・切通しと風景が変わります。
 
駅名標です。
時刻表を見て……博多まで行かないって!って笑ったのですが、さらにびっくりは門司港行きなんてあったこと。
新幹線ホームで門司港行の列車をみつけて、笑うより呆れちゃうJR九州の大胆さ!
 
さて、橋上駅舎ですから反対側にも駅舎があるわけですが、地形が複雑な諫早駅周辺らしい光景をみることができます。
反対側は正面と打って変わって、なんだか都市近郊の橋上駅舎という感じです。
 
駅前もすぐに坂道となっています。
次回は終点の長崎駅をご紹介します。

 

 
(令和3年11月撮影)
 
 
全国私鉄乗り潰し率
 
今回は未乗区間はないので乗り潰し率に変化はありません。
85.431%

85.431%

 

 

  

 

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