そうです、まだ営業用としては存在しない車両です。
今年の秋に筑豊本線の若松-折尾間の通称若松線にデビューする予定です。
すでに一部の編成は入庫していて、試運転も行われているのですが、私はみたことはありません。
外見や内装は817系の白缶と似ています。
車体デザインは、白缶にドアなどをブルーに変えたもので、例えるならこんな感じ?

カ、カルピスウォーター?
嘘やん!って思った方は、こちらでご確認を。
JR九州819系『DENCHA』デビュー
やっぱ嘘やったやん!って?…まあ、個人の感想ですけどね。
ご覧になってお分かりのとおり、この車両、最大の特徴は蓄電池式で非電化区間でも充電した電気で走れるということです。
若松線は非電化ですから電車はふつうには走れません。
蓄電池式車両といえば、JR東日本の烏山線を走るEV-E301系が先輩にあたりますが直流なので、交流電車としては819系が初めてとなるわけです。
すでに試運転を行っていて、今秋デビューします。
先程のリンクをご覧になった方はお分かりになったと思いますが、オールロングシート、ほとんど白缶です。
シートのデザインにバリエーションを加えたようですが、あまり魅力は感じられないです。
もちろん非電化区間を走ってるのは見てみたい、体験してみたいです!
オールロングシートなら通勤輸送でメリットがありそうな、香椎線や指宿枕崎線の鹿児島市内の区間がよさそうですが、これらの路線と烏山線と若松線の違いは、電化区間にも乗り入れる運行形態だということです。電化区間で充電が必要なんでしょう。
あとは、小倉から電化された日豊本線経由で城野で分岐する日田彦山線とか?でも、峠越えが蓄電池式車両には負担かもしれないですね。
ところで、この蓄電池式電車の楽しみは、819系をカスタマイズされた車両がEV-801系として九州から遠く離れたJR東日本の秋田県、男鹿線を走ることが決定していること。
新たな「蓄電池電車」を男鹿線に導入します
デザインは、東日本ぽくなってしまうのでしょうが、JR九州の車両が秋田を走る姿を是非見たいです。
どっちかというと、819系より楽しみかも(笑)
寒い秋田に行っても、風邪引かないでね

あっ、もちろん耐寒耐雪構造に改良して投入するそうですよ

全国の駅舎が見たくなったら!
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