いまはいまは遠いひかりが微かに瞬いては消えていく思いのほかそれを逃すまいとする気力もなく、ここにいるうずくまる身体を無理に起こしいつ崩れてもおかしくない瓦礫の煉瓦の上にいるよう不安定さが残る感じるままに生きることが時として辛くその感じたままに美しさにも打ちのめされるほど動揺してしまうこの世界というものに今だに慣れない