あなたと離れてしまうのであれば
わたしは死んだも同じこと
季節が桜を咲かせても
夏の太陽が海を照らしても
わたしの心は虚空の闇の中
子どもたちの無邪気な笑い声も
優しさに塗れた大人の声が響いてきても
わたしは何も感じなくなる
悲しみは運命のように
手のひらで踊り、泣き疲れて睡るだけ
さっきまでの手の温もりも
石の冷たさにかわってしまう