Series Minor movie!(そんなシリーズあったっけ?)
ということで今日は「オーケストラリハーサル」。
ある音楽隊、楽団員のもとにテレビ局の取材が入る、指揮者、主催者、そして楽員たちにカメラを向けながら次々にインタビューしていく、指揮者も楽団員も裏手のスタッフたちもバタバタ忙しい中動きながら写されたモニターごしにインタビューに答えいく。仲間内の批判や悪態、愚痴など出るわ出るわで美しいメロディを奏でる人たちとは思えない程…。
ワイワイガヤガヤとふざけた調子でそれでも本気で嫌になったりしている、そんな風な感じでインタビューは続いていく、もう今にも解散してもおかしくないほど均等がとれてない…。
本当に人前で披露出来るの?この状態で?と見てるこっちが心配になって来る。
とうとう公演の前日まで来てしまう。
そして文句ばかりは言っていても仕方ないので皆で一緒になって公演前の最後のリハーサルをするのであった…。
これも10代の頃NHKでやっていた「名画劇場」で見た。なんにも事件らしい事件も起こらず、ただインタビュアが楽団員たちに次々にインタビューしていくだけの映画なのだけれど、知らず知らずのうちにずっと見てしまう魅力がありました。先にも書きましたが、見てるとこの楽団員の人たちそして指揮者大丈夫なの?どうするの?なんて少し心配になりながらとうとうラストに差し掛かって、最後のリハーサルに突入して行きます…。
最後まで見て良かった映画でした。
人の愚痴ってあまり好きじゃないけどこうして映画でみせられると一人ひとりが人間臭く、それ故の魅力みたいなものが出てている映画でした。
最後は少し感心して感動してしまいました。
マイナーでほとんど話題に出る事のない映画ですが個人的に好きで時々この映画を思い出しては努力する素晴らしさを教えられた様で生きる糧にしています。