たまに人に薦める本
中島らも「アマニタ・パンセリナ」
周りは真面目な人が多く、また仕事人間が多いのであまり本の話をしない。今どき本を読んでいる男性はあまりいない…。本の話しをするのは女性が多い。ただ、読書と言ってもジャンルがあり過ぎてなかなか共通のものとなると難しくなる。会社の女性もライトノベルのようなものを読んでいてまったく共通点がない…。
それで話しをしていて「この人ちょっとタブーなこと好きそうだなぁ」と思ったら中島らもを薦めてしまう。
「今夜すべてのバーで」もいいのだが、これまた周りに酒好きで楽しんでいる人が居なくて、それと小説としてはちょっと長くなるので気軽にすすめられない。
それで「アマニタ・パンセリナ」
私が初めて読んだ時は衝撃でぶっとんだ…。まったく縁の無い世界なだけにめちゃくちゃ引き込まれた。そして、それに対する中島らもの視点も良い。これは私の隠れた宝物本のひとつとなった。
本は所謂、「薬」系の話です。