消えてなくなりそうな夜を
いくつも抱えて、あなたは今日もここにいる
寂しさと悲しみを抱えて
心が小さくなるように
今にも消えてしまいそう

嵐の海の蝋燭の炎のように
呆気なく、消えていく魂

消えていく時に
心は何を惜しむのか?
魂は何を後悔するのか?
感情は何を悔しがるのか?

「自分」という存在が
心・魂・感情というふうに生の営みの中で
揺れ動く

孤独の最終着時点が何処にあるのか?その目的は何処にあるのか?

遠い暗闇のなかメラメラと揺れる、きな臭い感情

身体と感情を弄ばれて、ただ目の前の現状を受け入れていくだけ



重たい心と重たい身体を引き摺りながら明日という日を…。