何処にも行けない魂風は吹いて目の前の草花を揺らしている心は常にフワフワしているのに何処にもいけない不安という檻の中にすっぽりと包まれて鉄格子を両手で持ってうらめしそうに睨んでいる自分の姿が見える様だ何を見つめているのか?心は?そう何年も問い続けているのに心は何処を向いても焦燥感を残すばかり無理して笑ってみるどれもこと足りない目の前の現実を見つめながら何処にも行けない魂を持て余すそこにもあそこにも自分の魂の居場所などないのだ