もう桜も今日の雨で散ったかな…。
群馬、三重とほとんど連続のような出張で落ち着かず、帰ってくる途中で連絡があり、問題が解決されてないものばかりが浮上して疲れてしまう。

予定の変更も良い方に考えて対応しているつもりが自分が書いた図面の不備が気になって寝ても悪夢ばかり見てしまう…、仕方がないので早朝パソコンを開いて曖昧な所を調べて外注さんに送る。
それから連絡ないから一応はあれで何とかなったのかなと思う。
暫定的なものに深読みをして迷っていくとどうも上手くいかない、自分の注意書きの意味が分からない…、その時の事を何度も記憶を辿ってしまう。

三重から帰る途中に桜を見ては「今年は落ち着いて桜見れなかったなぁ」と思う。

久しぶりに頭痛が止まらない。
予防接種のせいでもあるのかもしれない。

人の生がどれも輝いて見える。
どの人にも生に対する希望があり、この人が産まれた時のご両親は喜び、子の誕生の神秘さに触れられ、一心に愛情を注がれたのだろうなぁと車から行き交う人々を見ながら思う。
おじさんも青年も女性も…。

愛しい思いが自分の中で消化されず、意味のわからない欲望だけが独り歩きしてしまう。
自分が何を求めているのか解らなくなる…。
どれもそれが望みのように触れるのに、触れた瞬間別のものを感じて違和感だらけになっていく。

心がひとり歩きして放浪し始まる…。

こんな思いは何度も経験している。
自分を誤解し、責めてしまっていた時期は過ぎて今は、少し俯瞰して見れる自分がいる。

さぁ、どこに行こうか?