幾つもの幾つもの夜が砕けて息の詰まるときを刻む幽霊となったこころが居るはずのない恋人を探し求める遠いむかしにここの場所から、居なくなったものを太陽があかあかと照らそうと風が強く吹こうと荒野には何もなく「孤独」だけが存在する砕けた闇が、蠢いてそのたびに鋭い痛みが節々に痛みはじめるもう、悲しみなどいらないと嘆いてみても無惨に朝は来て鉛のような一日が始まっていくあと何日この悲しみに耐えたらよいのだろうか?あと何年この哀しみに耐えたらよいのだろうか?