きっと


瞬く間に時間は過ぎて


あんなにも重く


想い慕った日々から


100年も


1000年も経って


波が荒れて


太陽がかわらず大地を照らして過ぎてゆく




震えてる心と


おぼつかない足どりなど


今でさえ、消えてなくなりそうなのに


慟哭して


ひざまづいて


涙を流したことなんて


100年からしてみれば


1000年からしてみれば


何も変哲もない塵と同じ




吹かれて吹き飛んでいっても


だれも気にもとめない


目にも止まらない



そんな小さな想いなのに



1000年のような長い長い一日に


我がもの顔でわたしのこころに居座っている