妻のその言葉を聞いていろんな事を思いました。

彼女が私を励まそうといってくれたこと。
私の良い側面を言葉を選んで言ってくれたこと。
彼女の優しさ。

短かに妻は私のそばにいていろんな事を見ていたはずですからもっとネガティヴな言葉が出てくると思ったのに…。

思い切ってそんな話しをしてから妻にはいろんな話しをするようになりました。

いいところも悪いところも。



妻にはやはり力強い男性として自分を見ていて欲しかったのですが正直に話すようになりました。




それからアダルトチルドレンの関係の本を読んでいると関係性の病気というものに行き当たりました。

アダルトチルドレンというものが周りの関係性によって人に現れてしまうということ。


症状を見ていけば、アダルトチルドレンの症状に似ているところが私の中にあったからです。




それからまたいろんな本を読む中で、自分の中にある不安やパニックに陥ってしまうものは、初めから私の中にあったのではないかと思うようになりました。

周りの関係によって自分の心がパニックになったり不安になったりするのは、初めから自分の中にそのようになる源があるのではないか?ということを思うようになったのです。

兄弟6人いながら、そのように強烈に不安やパニック障害を抱えているのは私だけですから…。


何故、同じ家庭環境の中にありながら私だけなのか?ずっと疑問でした。

それを考えるとやはり何らかの意味があって不安があり、パニックがあるのでないかと思うようになりました。


いままで弱々しいもの、要らないもの、不要なものとして呪うような気持ちで自分の心を見ていたのですが、そこの意味を考えるようになりました。

その事によって不安な時もパニック障害に陥った時も「ああ、また出てきたなぁ」という気持ち以外は思わなくなったのです。

それによって周りからいろんな批判が出てもそれはそれで甘受していくしかないのではないと思うようになったのです。

自分の状態を認めて、それに対して評価されることも認めて、それからどうするのか?ということを自分の心に問うようになりました。

不安にただ怯えるのではなく、パニックにただパニックになるのではなく正直に全てを受け入れてそこから今、最善なものは何かを思うようになりました。

初めからそのようになるように計算された私の心に対する投げかけです。

その事によってその後に起こるであろう、批判やさまざまなことをしっかり見つめて受け入れていこうと思ったのです。

今はその過程です。

自分を装っても不安な気持ち、パニック障害の自分は変わらずにいるのです。

そのままの自分を見つめようとしています。

そこからどのようになるのか分かりません。

ありのままに自分を受け入れて、そこから何が今の自分には必要なのか今も考えています。