お疲れ様です。
疲れました。
東京行きの準備をして、また、少し休んでこれを書いております。
今日やっとタイでの出張精算が終わり、ひとつ雑務が片付いたので少しだけ気が晴れております。
が、その後の仕事を思うととてもしんどくなりますね…。
疲れ果てて夕方寝ていると誰かに触れられる感覚があり、妻がきたのかな?と思って目を開けると誰もいませんでした…。そういえばタイでも体調を崩して寝ているとホテルの部屋のドアをノックする音が聞こえて、慌てて外に出ると誰もが居なかったりしました。
多分ね、人恋しさが募って錯覚を起こしているのだと思いますが少し不思議です。
久しぶりに気が重い…。
一人になりたい、ずっと寝ていたい、部屋で一日中ぼーっとしていたい、好きな本を心ゆくまで時間をかけて読みたいと私の心がずっと懇願に近い形で訴えてくるのですが、なんせ忙しくてそうもいかなくて困っています。
集中力が切れてどうしょうもなくなるし、最後は疲労困憊してどうしょうないほど疲れてしまうのは目に見えているのですが、今回もいつもの如く、祈りながら生きております。
もう50も後半だからそろそろお迎えが来ても良さそうなものですが、ただ疲れるだけで、ダラダラと生きている自分に嫌気を感じたりしています。
また、タイにいる間、三島由紀夫の「憂国」を観てそのセンスに脱帽してしました。昔の作品なのに鋭いセンスが光っていて圧倒されてしまいました。
あとタイに行く時に機内で「サウンドオブミュージック」をやっていて初めてノーカットの本編を観たのですが、冒頭から最後まですごい作品で「なんて凄い映画なんだ!」といまさらながらに感動してしまいどうしようもなくってしまいました。
これはもうタイいる間中感動が続いてしまい、自分の心の動揺を諌めるのにちょっと困りましたね。それだから余計に今回のタイ出張はしんどかったのかもしれません。
今更古典中の古典、オーソドックスに皆が知っている映画をしかも子供の頃何度も観ていた思うのにあらためて観てその素晴らしさに触れて何日も引きずるなんて自分でも自分の心の始末に困っています。