【MAGAは果たしてシオニズムカルトなのか】

皆様、おはようございます。

 

アライアンスの発信には、中東情勢におけるイスラエルアメリカ連合の泥沼化を踏まえて、今すぐにもバイデン排除、RV/GCR/GESARA発動か、すわEBSかといったメッセージも含まれている。一方で、今後数年を経てWWIIIへと向かうのだといった息の長いインテルもみられるようだ。戦時の常として、情報が錯綜としている。

 

心情的には、アライアンスに早期解決を断行してもらいたいと願いつつ、その進展を遅らせる要因のひとつと考えられることについて少し掘り下げてみたいと思う。

 

今般の中東情勢においては、どうもトランプの発言が精彩を欠くと感じていた。ハマスの奇襲の直後に、イスラエル支持を鮮明にしており、その後、国際世論の批判がイスラエルとそれを後方から支援するアメリカへの批判が澎湃と湧き上がってくる情勢にあっても、依然として基本的にイスラエル支持を表明し続けているようだ。

 

Shadow of Ezraは、MAGAを分裂させるのにはたったひとつの偽旗作戦でこと足りたと、手厳しい評価をくだしている。

 

あれほど頭が良くて、言葉遣いが巧みなトランプだが、今回の一連のメッセージは、確かにわかりにくい。バイデン政権のイスラエル支持と、トランプMAGAのイスラエル支持は何がどう異なるのだろうか。

 

ウクライナからの武器流入にイランへの人質身代金支払い60億ドルが使われているのがバイデン政権のやり方であるのに対して、トランプは専ら信条的にイスラエルを支持するということなのか。しかし、それではバイデン政権批判の論理を徹底し難いのではないか。

 

アイオワのラリーで、トランプはイスラエル情勢にふれて、以下のような趣旨の発言をしたようだ。ジハードに共感を寄せる者は国外追放に処すべきだと。

 

これなど、手放しでイスラエル支持を表明する強硬派とどう違うのか、アタマがさほどよくない市民にはピンとこない可能性が高い。それが、今の世界の混乱を助長してしまっている可能性はないのか。

 

そのあたり、Qアライアンス支持者も、立ち止まって考えておくべきではないかと今感じている。

 

アライアンスが全てを掌握しているシナリオであり、演劇であるという捉え方も、やはり、ちょっと都合のよい解釈なのではないか。JUDY NOTEなどでも、厳しい戦況を描写する言葉がみられるようになってきている。

 

実際のところ、銀河連合司令長官ジョーエルも指摘していたように、ハマスもイスラエルも双方の背後には、銀行家を擁するDS残党勢力がいる。銀行などすべて終わっているというのもやや慎重さを欠いた即断で、実際には終わりかけているのであって、まだ余命があるからこそドルも円も使われているという現実がある。

 

それを背後で操る勢力はまだ存在するし、そういう部類が常に戦争を仕掛けてきたのだ。金融経済のちゃぶ台返しを狙うときに。それは、今の情勢であれば、地球規模金融システム改革を土壇場で阻止しよう、なんとかして先延ばしにしようということではないのか。それが完遂されれば彼らは完全に終わってしまうから。

 

今、経済を予測する人が等しく指摘するのは、ホルムズ海峡封鎖による石油流通ストップであり、そこからエネルギー危機、原油価格暴騰、物価高騰、ハイパーインフレ、ドル暴落、市場経済崩壊等である。こんなことをもう一巡ぐるりと巡らせるように、世界市民に経験させようという算段だ。

 

戦争は常に金融マフィアが仕組んで仕掛けてきたという史実は忘れてはいけない。それはおそらく、両次の大戦は当然のこととして、アメリカ南北戦争しかり、フランス革命しかり。おそらくは、ロスチャイルド系の戦争としては、ナポレオン戦争あたりまでは遡るだろう。勝者と敗者の双方に金と武器を投資して、胴元として大儲けをするというシステム。

 

今だに、そういう構造を維持した時代を生きているというのが、偽らざる現実なのかもしれない。もちろん、それに終止符を打つためにこそ、今回の地球規模改革があるのは言うまでもない。その意義がまっとうされることを祈るほかない。

 

国際世論の動向をみてみると、例えば、国連での停戦決議案においては、ロシア発案に対して米英仏日が反対したが、ブラジル再提案で、今度は反対はアメリカ拒否権のみで孤立する状況となった。つまり、アメリカイスラエル連合が完全に取り残される状況になりつつある。これまで歩調を合わせてきた欧州や日本も、ついにアメリカを見捨てる構えか。

 

確かに、ここまで国際世論に包囲される状況にあって、バイデンのアメリカとネタニヤフのイスラエルが、悪事をやりおおせるとは思えない。

 

バイデンはアメリカ国民には単なる痴呆症の老人と思われているし、ネタニヤフとイスラエル市民の対立も非常に厳しい状況にある。ある調査によれば8割以上が、彼の国家運営を認めていない。ワクチン推進でも、国民はネタニヤフに売られたと思っており、完全に信頼関係は喪失している。

 

このような情勢からすれば、イスラエルとアメリカが地に堕ちることは間違いない。そして、そのための国際的な包囲網を築くにあたっては、やはり、プーチンとBRICSの存在感が大きい。

 

しかし、その一方で、トランプの発言や立場表明は、やや平和主義を徹底する立場になりきれていないような印象を受けるのも事実だ。MAGAのメッセージを市民が誤解などして、あらぬ方向にむかわなければよいがと思うのは単なる杞憂であって欲しいと思っている。

 

そういえば、娘婿のジャレット・クシュナーはユダヤ保守派の大物だったし、イヴァンカは確か夫の影響からユダヤ教に改宗していた。そんなこともあって、トランプはシオニストではないかとよく指摘されてきた。Greater Israelや第三神殿だとかの構想と繋がっている。さらに、アライアンスの背後には、グノーシス系のイルミナティの存在があるという指摘もしばしなされてきた。

 

もちろん、敵を取り込む戦略も関与していたことは想像に難くないが、その線引きが微妙なのは確かなところ。後日の検証に委ねたいと思う。

 

ところで、マイク・アダムズは、トランプのオハイオラリーでの発言に対して、同胞市民として、警鐘を鳴らしている。

 

これは今から22年前の2001年にGeorge W. Bushが使った言葉と図らずも響き合ってしまう要素があるのではないかと。

 

当時は、その後、イスラムへの恐怖が世に蔓延し、警察監視国家への道が開かれ、やがて、保守派、中トランプ支持者、保守派に対する国家機関の利用が行われるに至った。

 

さらに、マイク・アダムズは、ブライアン・ウィルキンズを引いて、現状への根源的な批判を行なっている。

 

肝心な点は以下の2点。

 

第一に、今回のイスラエルの“聖戦”虐殺は、ワクチン虐殺を覆い隠すものとなるのではないか。

 

第二に、今アメリカ社会を2つのカルトが覆っている。それは、MAGAとLGBTである。問題は、いずれもシオニストの神を崇めているという点にあると。

 

シオニストの神を崇めているというのが、もし事実であれば、それは大きな禍根を残すことは疑いようもない。それは、宇宙的視点でいえば、アヌンナキのエンリル系の憎悪と復讐の邪悪な創造神による洗脳システムであったからだ。

 

このような神は捨て去らなければ、いつかその感応のはたらきによって、戦乱の火種が生じることは避け難い。そのような神を信奉していれば、どんなメッセージを発しても戦いはおさまるどころか助長されかねない。

 

念願するところは、ぜひとも、MAGAはシオニズムカルトではないことを証明すべく、トランプ大統領には、シオニズムの神など崇めていないということを、世界市民に向けて宣言してもらいたい。

 

このことは、抽象的な絵空事ではなく、今の中東情勢に対して、徹底平和主義を貫く前提とも繋がっているように思われる。


ちなみに、今の中東情勢に対して、個人的にどういう立場をとるか。差し当たり、以下のマイク・アダムズの見解があらゆる生命の尊厳を主張するという意味で普遍性を帯びていて説得力があると考える。

 

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イスラエルが戦争を選択し、米国が戦争を選択し、ほとんどすべての保守的なメディアが戦争を選択している一方で、わたしは平和を選択し、以下を訴える: 1) 即時停戦、2) 外交介入と交渉、3) 食料、水、電気を含む基本的生活必需品にアクセスする民間人の権利の普遍的承認、4) パレスチナ人とイスラエル人が平和的に共存できるよう、国連が承認した2国家間解決策を追求する(これは世界中の他の多くの国で成功している)。人間の苦しみを終わらせ、普遍的な人間の尊厳を認めることを望むなら、平和を選択することが唯一の選択肢である。戦争を支持するすべての人々は、人類の持続可能性そのものに反している。恥を知れ。

I am reiterating that while #Israel chooses WAR, the USA chooses war, and nearly all conservative media is choosing war, I CHOOSE PEACE. I call for: 1) Immediate cease fire. 2) Diplomatic intervention and negotiations. 3) Universal recognition of the right of civilians to access basis necessities of life including food, water and electricity. 4) Pursuit of a UN-recognized two-state solution so that Palestinians and Israelis may have a chance of peaceful coexistence (which successfully exists in many other countries around the world). Choosing PEACE is our only option if we hope to end human suffering and recognize universal human dignity. All those who cheer for war are standing in contradiction to humanity's very sustainability. Shame on them all.

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これなど、即時停戦、中立の立場を鮮明にするもので、国際政治的にはプーチンBRCS陣営と連携して、平和主義を貫くメッセージとして、世にアピールする力があると思う。遺憾ながら、MAGAはそちらに向いていないようだ。

 

故に、わたし個人として、今はMAGAよりも、マイク・アダムズやブライアン・ウィルキンズに共鳴を覚えている。

 

一日も早く、戦乱が終止符を打ち、平和な新時代が到来することを祈る。

 

それでは、きな臭い情勢が続いておりますが、心は晴れやかに穏やかに、よい一日をお過ごしください。