【踊りの演出家は誰か】
皆様、おはようございます。イスラエルの女性兵士たちが踊っている動画が出回っている。この踊りの演出家は誰なのか。この問いは意外に深い問かもしれないと感じている。
あの動画からすぐに連想されるのが、パンデミックの際に病院で踊っていた看護師たちの姿だ。あれはいったいなんだったのか。演劇だと答える人が多いのではないか。
そう、あの踊りの演出家が誰だったかは、未だに総括されていなかったのだ。
では、演劇だったとすれば、何だというのか。演劇だから、パンデミックは茶番デミックだったのだということか。
これは半分あたっているが、それが事態の全容をカバーしていないのは、今の世界のありようを見れば紛れも無い。ワクチン虐殺による死屍累々の惨憺たる状況が世界中を覆っているからだ。
では、そのことを見越した踊りだったとしたらどうなるか。そんなことはあり得ないと断定できるだろうか。あんな壮大な偽パンデミックをしかける輩どもが、看護師たちに踊らせてその動画を流通させることで、中途半端に目覚めつつある人々をふたたび眠りに引き戻すような効果を狙う、そこまでやらない保証があると言い切れるだろうか。
踊りのメッセージ効果はこんなものだったのではないか。演劇、演劇、何も起きていませんよ、ほらね大丈夫でしょ、と無意識に感じ取らせて、実際に起こりつつある真の悲劇への感覚を麻痺させ、その背後で、ワクチン虐殺を着実に推進していった。
その催眠効果が抜群だったせいか、今もワクチンを打ち続けている夢の国のようなところがこの世にあると聞く。
今回の兵士の踊りはどうだろうか。
イスラエルの女性兵士が踊っている動画があるでしょ。ヤラセ、ヤラセ、何も起きてないって。テレビの見過ぎ。アライアンスが全部コントロールしてる。ホワイトハットのオペレーション。物事をなんでも悲観的に捉えるのは悪いクセ。ポップコーン食べてショーを楽しまなきゃ。
問題は、生身の人間に起きている現実はどうなのかという一点にある。
昨日、デイビッド・アイクの見解をチェックしてみた。彼は、イスラエルのユダヤ人女性で非常に信頼できる人物と直接やりとりをしており、彼女から夥しい被害が、現場で生じているという報告を受けていた。子供も老人も含めて、多数の人々が捕虜となり、彼らが安全である保証もないと。そして、今回はまったく準備ができていなかった。自衛の手段もなければ、シェルターもない状態で、このような襲撃を受けて、途方に暮れていると。彼女は、日頃は非常に寛大な人柄でアイクが厚い信頼を寄せている人物だ。
アイクは、いわゆる陰謀論の世界における草分け的存在であり、1990年の段階から馬琴ガム宮殿に住む輩は人間ではなくレプティリアンのシェイプシフターであるということを、ダイアナ妃からの証言を引いて訴えていた人だ。その後、世界が彼に追いついてきたというのが、その後の数十年であった。今や、数百万のフォロワーが彼の言説に真剣に耳を傾けている。
アイクからは多くを学ばせてもらっているが、今回改めて見直したいと思ったのが、Problem(問題)Reaction(反応)Solution(解決)の3ステップだ。これは、闇のカルトが、人類社会を完全なディストピア管理社会へと転換していく戦略である。
まず何か問題を引き起こし、それに対する大衆の反応を掻き立てる。それは概して恐怖と怒りの反応となる。いったいどうすればいいんだ!と民衆が叫び出す頃に、あらかじめ目論んでいた解決策を提示する。解決とは彼らのアジェンダを進めるという意味での言葉であって、人類にとっては不幸の増大を意味する。
わかりやすい例として、911などがあげられる。まずツインタワーを破壊して(問題)、国民の怒りと世界市民の恐怖をかきたてて(反応)、イラクへ派兵し、カウンターテロリズム対策により監視社会化を一気に進めた(解決)。
真珠湾攻撃なども含めて、偽旗から起こす戦争もこのパターンだ。
ところがアイクは、最近、グローバリストカルトは、より手っ取り早い方法として、新手の3パターンを使うと指摘する。それは、No problem - Reaction - Solutionである。
問題など実際におこさなくても、それを起きたことにしてメディアで騒ぎたてればいい。そうすれば、反応から解決への道が確保できると。
この典型例が、温暖化詐欺である。温暖化という問題は存在していないが、メディアと御用学者、それを盲信する無知な知識人が、温暖化という問題をさも存在することであるかのように騒ぎ立てた。海抜の低い土地が水没する、北極熊が棲家を失って彷徨っているなど。反応は世界市民の恐怖と怒り。解決策は、二酸化炭素削減誘導による人口削減。
ビル・ゲイツがTED Talkで示したCO2の等式もそれを示していた。彼の提案は、ワクチン普及で人口を減らせば二酸化炭素排出量削減に通じ、地球環境保護に貢献するというもの。それに従って、政府メディアは二酸化炭素削減と合わせてワクチンを推奨してきたというわけだ。
この例からも、no problemでも、非常にうまく彼らのsocial engineering(社会改良)が機能していることがわかる。
パンデミックにおいても、その要素が充満していた。自然界に殺生力のあるウィルスは存在し得ない。コッホの原則に従って、単離特定されたウィルスはひとつもない。エイズも含めて。しかし、それをさもあるかのようにメディアが騒ぎ、ノーベル賞をもらった御用学者あたりが恐怖煽動のメッセージを発し続けることで、テレビ脳の人々はそれを信じて恐怖を抱き、彼らの解決策として用意されたワクチンに殺到し、今、世界中でバタバタと人が死んでいる。生き残っても種々の免疫不全による疾病に悩まされてしまうという現実が生じている。
しかし、コロナの場合、自然ウィルスについてはそうだが、人工ウィルスとなればワクチン経由で人々に蔓延させるということがあり得たのではないか。それがワクチン接種率の最も低かったアフリカが罹患率が最も低かったという統計データとも繋がってくるように思われる。また、遡れば、武漢での人工ウィルス研究は機能獲得(gain of function)研究等の可能性も含めて、やはり生物兵器としての仕掛けはあったと推測される(それが騒ぐほどの殺傷力がなく意外に弱毒だったのは確かだろうが)。
その意味で、パンデミックは完全なno problemではなく、problemとno problemの中間のケースだったと言えるかもしれない。
今回のハマスvsイスラエルはどうか。
これは問題が実際に起きてもいる。それをアイクは信頼できる人物からの私信なども引いて裏付けている。メディアやSNSの情報も精査すれば演劇とリアルの識別は可能だ。彼の情報には必ず裏付けがあり、わたしの記憶では、アイクが根拠のない主観的思い込みでミスリードしたのをこれまで見たことはない。
問題が起きているが、一方で、演劇要素が充満しているのも事実である。映像フェイクも多くあり、ヤラセがたくさんある。そして女性兵士が踊っている。
だから、演出だ、すべては脚本通りのシナリオだと思いがちだ。しかし、演出家は誰なのか。アライアンスか闇側か。いずれにしても、最終的な解決はどこに向かうのか、それが問題だ。
アライアンスだとすれば、それは戦時高揚プロパガンダであり、大丈夫です、ものごとは順調に進んでいます。不安にかられずに勝利を信じて、新時代はすぐそこです。ネガティブ情報に流されずに、ポップコーンを食べながらショーを楽しみましょうとなる。
闇側だとすれば、この通り演劇ですよ、ヤラセですよ、テレビで報道している虐殺など根拠のない話。だから、デモも無意味、政府批判も無意味。そんなのは、アタマの弱い人がやることですよ。まあ、リラックスして、ダンスショーでも楽しんでくださいと。
これがいずれであるにしても、その影響はほぼ同一のベクトルに収まってしまうところが不思議なところ。
今一度、事態を全体観から俯瞰し直せば、今般のイスラエル事変は、滅びゆくDS残党の断末魔の最後の足掻きである。だから、彼らが滅ぶことは決定事項ではある。
しかし、それがどれほどの延命を遂げるかは、まだ未決定の事柄である。彼らは少しでも長らえて、地上での悪事をはたらき続けて、人類を奴隷としてコントロールし続けたいと考えている。それが彼らの解決策だろう。ガザ地区を更地にしてマウイのごとくスマートシティ管理社会のモデルとしたいのかもしれない。
いずれにせよ、その延命措置に、貢献してしまう可能性が高いのが、上の2つのシミュレーションがもたらす影響だろう(闇側もアライアンス側も影響においては同じベクトルだ)。
だとすると、奴らにとって、人々が問題は起きていない(no problem)と把握してもらった方が、延命には役に立つと計算している可能性は濃厚だ。だから、兵士に踊らせたりするのではないか。
踊りの演出家は誰かというのは、実は、悪党が肝心な場面で行使するサイオプ(心理作戦)がどういう性質を帯びているかを考察するきっかけとなる重要な問いなのだ。
演劇だから大丈夫とプログラムされた反応で満足するのでは、まだ目覚めが浅いのかもしれない。それ自体、サイオプによるプログラミングの効果であり結果だからだ。
演劇には演出家がいて、演劇を演出している要素もあるということの意味をしっかり考えたいものだ。表舞台をみて反応するだけでなく、舞台裏の装置や演出の狙いなど考える方が、思考の訓練にもなり、新たな気づきも得られるからだ。
現代における戦争、その戦闘、戦いの日常の主戦場は、情報戦であり心理戦だ。そして、自分の意識の中における解釈の次元の戦いであると思う。
パブロフの犬のような条件反射を乗り越えることが、その戦いを進める前提になると思う。
それでは、皆様、良い一日を。ごきげんよう。