レン・カステン著『エイリアン世界秩序: 人類の分断と支配のためのレプティリアン計画』第7章 ジェネシス(創世記)地球内世界
 
レプティリアンは地球の地下に潜伏することとなった。火星地下で数百年間暮らしていたマージアン難民達も地球に移住することになったが、これも恐らく銀河連盟の促しがあってのことであろう。銀河連盟は地球の表面を確実にヒューマンの手中に収めておくことを望んだからだ。マージアンが入植したのは、今のイラク南部及びクウェートで、そこには既に少数の原始的な新人類が暮らしていた。
 
マージアンは神として迎えられ、シュメールに非常に高度な文明をもたらした。さらに彼らは、月にあるレプティリアンのコロニーを攻撃し、マルデキアンと協力してレプティリアンを月から追放する。月を拠点にしたレプティリアンは地球へ逃れ、地下コロニーに合流。ここに至って、アトランの文明はいかなる干渉も受けずに発展と拡張を遂げられることとなった。その一方で、新人類が地表世界で増殖を遂げてゆく中、銀河連盟がじっと事態を見張っていた。
 
レプティリアンは地球内部に一大文明を築く。想起して頂きたい。彼らが惑星の内部を掘削して地下コロニーを築くのに長けていたことを。また、彼らはそもそも金星に乗って太陽系へ侵入してきたことを。彼らはインド亜大陸地下に、7層構造の空間を作り、そこにボゴビータとして知られる首都を設置する。主要な入口は2つ。一つはベナレス付近、今ひとつはチベットのラーサ西部、ラムサル湖を囲む山間部。彼らは地球を張り巡らす深層地下トンネルを建造したのだが、その中には地下200マイルにも及ぶものもあった。まさに地下世界全体を覆うハイウェイだった。スワードローによれば、「彼らは地球のいかなる地点にも数時間以内に行けるような高速地下鉄のような乗物を作った」。だから彼らは地球の至る所に素早く移動できたのだ。
 
スワードローの主張によれば、南北両極に地球内部世界への入口があり、それは宇宙空間から観察可能だ。そうであれば、レプティリアンが南極地下に大規模なコロニーを築いたのが何故か分かるだろう。彼はまた言う。「地球内部世界へ通ずる洞窟の入口がいたる所にある。アメリカ西部ロッキー山脈、シエラ山脈には無数にあり、それほど夥しい数ではないがオザーク・アパラチア山脈にもある。アルプス、ヒマラヤ、アンデス、カリブにもある。海の地下にも入口となる地点があり、それは太平洋とカリブ海の深海海溝、及び大西洋海中山脈沿いのアゾレス、カナリア、フォークランド諸島周辺部である」。彼の主張によれば、この地下世界は地殻の内部に存在しており、そこにアッカディア、アガーサ、ハイパボリア、シャンバラなど、今も探検家たちが希求して止まない名だたる地下世界都市が建造された。これらの都市は地球内部にある地殻のその内壁に沿って築かれたのであった。
Len Kasten (2017). Alien World Order: The Reptilian plan to divide and conquer the human race. (pp.92-93)