アクティブラーニング講義スライド
2019年12月15日ALIPS例会のテーマのひとつに、アクティブラーニングがあった。
そこでの大きな気づきは、アクティブラーニングは教授法や学習法そのものではない、ということである。文科省もそのような定義を示していることが、混乱を招く要因となっている可能性がある。
アクティブラーニングの本質は、doing & reflection(Bonwell and Eison, 1991)にあるが、学習者にとって気づきや発見は内発的なものであって、外化される表現活動が必ずしもそれを保証するものではない。従って、グループワークやディスカッションなどの活動を行うことがただちにアクティブラーニングであるということにはならない。
学習者の内面におけるアクティブな学びをいかに誘発させる仕掛けを施すか、それを明確なねらいと方法論的意識をもって行うことが求められている。
以下、田中先生の講義スライドより。