二学期の英語の授業の準備をしています。
一年目なので、夏休みは教材研究に忙しいですが、じっくり教材研究をやれる時間は今しかないので頑張ります。
おとといあたりから「受動態」をどう教えようかと思いをめぐらしていました。
自分の今までの授業では、こぼれおちてしまった生徒がいたため、根本的に改善しないとと思っていて、できるだけ皆が参加できて、「気づき」を伴う授業を毎日、考えています。
「気づき」は何かなと考えたときに、「身の回り」に受動態がないかな・・・と。
考えてみると、色々ありますね。
made in Japan(ノート)
made in China(帽子)
designed by Apple(iPod)
published by~(漫画)
printed and assembled in Japan(スタバ紙袋)
cased in Thailand(時計)
cased in~はあまり気づいたことがなかったのですが、「組み立てられた~」ということですね。
また、Queenの歌に" I was born to love you"というのがありますね。
bornはbear(~を生む)の過去分詞形ですね。
日本語では、「私は4月に生まれた」のように、あたかも自分が自然に意志をもって現れたかのように表現しますが、英語では「~された」感覚、つまり、「生を与えられた」という感覚で用いているんですね。I'm interested in~などのようの感情動詞が受け身で表されることとも関係していそうです。
もっと考察すれば、文化論にまで踏み込めそうですね。
ただ授業では、そこまではやれないと思いますが、あくまでも、「気づき」が大事ですね。
皆さんのなかでも受動態を教える工夫があれば、ぜひ教えてください。