Jリーグ始まって以来初めての8月6日のホームゲーム。カープは毎年している「ピースナイター」ですが、今年はサンフレッチェも執り行うことができました。
初の8月6日とな、それは見ねばと飛びまして
舞い降りたのであります。まだ空き地なのかよ(知ってるけど)
到着は式典のはけた後ではあったのですが、やはり多くの人で賑わっていました。8月6日に平和公園に来るのは強制朝集合を喰らっていた中学生以来。この行事のせいで嫌いになったんだよ平和教育…w
ある程度時間がたってみると、平和のありがたみとその脆さとがわかってくるのでこうして年に一度は引き締めなおすというのはいい機会だと思います。もちろん、被害に合われた方々への哀悼と復興に尽力された方々への敬意があっての上での話ですが。
原爆慰霊碑も長蛇の列でした。印象的だったのは外国の方、それも家族連れが多かったこと。おこさま世代が何かを感じ取ってくれるのであれば少しは未来が安心できそう。灯篭流しが人気でした。
そういう日にサッカーを通じて世界に発信できるチャンスを得られたことはかけがえのないことでしょう。もう1年早ければDAZNの動画に乗って全世界の耳目を集めたのでしょうが…w 来年もワンチャンできないだろうか…
ご神体だー!
球場跡地スタジアムイメージ展示もありました。あの場所がどうなるかはおいても8月6日の発信地として申し分のないケイパビリティを持つ場所として本気で整備してほしいものです。物置にしてどうするんだ
サンチェさんもそういっている
さて、グルメは楽しみにしていた清酒飲み比べセットから。完全にネタとしての夜の帝王狙いだったのだけど、一番すっきりとしていて美味しかったのでびっくりした。調べてみるとリーズナブルだったのでちょっと欲しいですね。
楽しみにしていた②大八様のたこ焼き。卵多めのふわふわ生地に大振りなたこ。これよ、これ。
もう少しおなかに入れたかったのでつまんだ鞆の浦コロッケもヒット。味噌がアクセントになり深みのある味わいのタネとサクサクの衣がバッチリと合っていた。
試合に関して。広島は右ストッパーにカズをチョイス。丸谷がボランチとしてほぼ地位を確立したとみえ感慨深い。清水航平さんもすっかりストッパーとして定着していて何かがおかしい。と浸る余裕もないうちにあおちゃんのスーパーフィードからピーター・パーフェクトヒューマン・ウタカ様のめっちゃトラップするやんゴラッソで先制に成功。
落ち着いたところで見てみると、名古屋の狙いとしては、ボランチとストッパーのコンビネーションのエラーが多いので(これが本当に今年の広島のボトルネック)、サイドの裏抜けが容易であるというわけで千葉ちゃんをカバーに動かしての中央勝負という狙いをはっきりと打ち出していました。ただ、はっきりすぎるというか、時間帯関係なく人数とスピードを上げて皆が皆そうであったので、カウンターの管理がすこんと抜けており、かなり広島にとってはやりやすい状況でした。これに乗じていられたことで青山フリーの状況を繰り返し作れており、理想的な内容であったかと思います。
ただ、ポゼッションの安定により名古屋の攻撃機会が少なく目立たなかったものの、ボールを持たれた際にはかなりの頻度で名古屋の狙い通りにサイドをぬかれていました。カズ様がまあファイアーであったのでちょっと目まいがしたのですが、千葉ちゃんのスイーピングとタクトさんのハイパーなセーブにより事なきを得たのでいい試合のように見えるスパイスにはなっていましたね…w あれでやられておればわからない試合になっていたと思います。素晴らしい活躍でした。
ロペスがズッコケ特性をもっていそうなところであるので、宮吉の離脱が非常に気がかりなところ…青山とロペスがバラバラであった右サイドの守備が怖すぎてですね…w 彼のもらいたがり決めたがりな個性は5バックで引きこもる相手に結構うまくはまりそうではありましたがいくらなんでもミカ様が孤立しすぎる。まあ、そこで三人に囲まれてもどうにかするミカ様あっての起用なのでしょうね。
ともあれ、特別な試合をクリーンシートで終えられたことが全てです。さらには残留ラインにも乗りました。正直、もっと時間がかかるのではという不安要素しかなかったのですが、ひとまずはよく乗り越えているなと思います。ただここで満足するようなチームでもないですし、シーズン当初の志はもっと高かったので、ここからようやくその志に見合う強さが整えられる機会が得られたということとして、またお盆以降走り抜けていきたいところです。
個人的には帰省観戦を始めてから初めて勝ったので呪縛から解放されましたwありがとうございました。
では。