【J1‐1】vs.川崎フロンターレ―WE FIGHT TOGETHER 難局 | みつぼしをこえてーglory for the fourth star

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サンフレッチェのことをうだうだと。広島のグアルディオラ(確信)森保一と紫の戦士たちの歩みとともに。




わからない。


試合運びは悪くなかったし、苦境にも全員で守り切れていた。ドウグラスはいなくなったが振り出しではない。


わからない。


試合を決めようと意を決したとたんにミスが起きるし失点に直結する。


わからない。


浅野シャドウに固執する意味もそれをやめればすぐに結果が伴うのか、もっと大きな問題なのかもしれない。


わかるのは、シーズン開幕と共に早くも難局を迎えてしまい立ち止まって考える時間すら許されずソウルに向かわねばならないということだけ。



…ポエムでごまかしたくなるくらいには凹んでいます…w おっかしいなー。三連勝できててもいいくらいだったようには思ったのだけど。


思い当たりがあるとすれば、今までやってきた「我慢」とは別種の我慢を今年はやっているので終盤でペースが乱れちゃってるのかもしれないというあたりでしょうか。



引きこもるしかないということもなく繋げてるんですが、トランスフォームに対して守備が用意されてしまっているところをそのままの形で運ぼうとバックスの5人が過度にエネルギーを使ってしまっている感じはします。



裏に蹴っちゃうとか、カズが下がってこなくてもいいような形をもっと使ったほうがうまくいくのかもしれません。


とはいえ、そこを擦りなおす時間が作れないのでもうあと2試合どうにかするしかないんですが。。起用法と采配でなんとかして誰かブレイクしてくれという感じになるんでしょうか…とりあえず浅野拓磨君のシャドウはあきらめよう。もう勝ち点6個落としとるで






◆試合記録







結果;●0-1


得点;なし(憤怒/悠様(84分 ショートカウンター)


交代;柏→清水(60分)、寿人→浅野(68分)、茶島→ウタカ(82分)
/狩野→中野(68分)、森谷→森本(72分)、悠様→田坂(90+3分)



警告;なし





◆試合内容



いい意味でも悪い意味でも川崎と広島の対決らしい対戦となった。


両者ともに最終ラインから数的・質的な優位を作ってボールを進め、川崎は大久保が2列目に落ちることで起点を作りチャンスをいくつか形作るが、中央に集結する攻撃を広島は3バックの個人能力でしのいでいく。


広島もまた4-2-2-2となる川崎に対して安定してボールを回し、茶島とミキッチのコンビと柴崎、寿人のサポートを中心に攻めていくが具体的なチャンスは乏しい。しかし、正確なCKでゴールを脅かしていく。


川崎が左サイドの茶島とミキッチの受け渡しの怪しさに漬け込み始めると広島は危険な縦パスや中村憲剛のフィードからピンチが増えてくるが、ミスやタクトさんのセーブで事なきを得る。互いに探り探りで、雨によるミスも散見され良くも悪くもスローペースな前半となった。


後半となると広島のサイドの修正が成り、攻め込むシーンが増えてくる。川崎のSHの守備がだんだんついてこなくなり、青山から自在のパスが生まれてチャンスが増えてくる。その代わりに茶島が中央に絞り、ミキッチにサイドを任せる守備の修正に対して車屋が敵陣深く侵入することで川崎にもビッグチャンス。試合は打ち合いに発展していく。ミキッチが幾度も1対1のシーンをつくるもチャンスをつくりきれない(でも天使)


広島は浅野と清水航平を投入して左サイドからも切れ味の鋭い突破から決定機を生み、あと一押し。ウタカを投入して決めにかかる。浅野をシャドウに置いて森崎和幸もドリブルでかわしてギアを入れようという矢先にショートカウンターを食らってしまい、易々と先制を許してしまう。


1点を取りに行くしかなくなった広島は全員で攻めあがるも、しっかりとDFラインを下げて川崎が封じ切り逃げ切りに成功した。広島としては勝ち筋を進んだ中での失態を2試合続けてしまった。







◆次戦に向けて



中二日なのでできることはありません。連携は悪くないですし、試合運びも70分あたりまでは統一できていますし、茶島や清水航平が調子の良さを見せチャンスは去年の同じ時期よりもよっぽど多いと思います。なのに、結果は日本最速の二連敗。


ゼロックスから三試合続けてこちらのターンと思いきやという場面を確実に決められてるあたり、広島の構造的な弱点=切り替えでボランチをはがせばあとは全員リトリートするのでスピードを落とさず攻めればマークが外れる、は確実にどこのチームにも狙われているということでしょう。だけどもこれは今までもそうだったしトランスフォームを続ける以上は付き合うしかない。バランスの問題、ということなんだと思います。采配の問題でもあるし、プレー選択の問題でもあるでしょう。


現時点ではもう中二日なので身体と精神の負荷をできるだけ減らして今やってるサッカーを信じるよりなし。おそらくそこはブレないと思うので、あとはなんか救世主きてください。個人的には野津田岳人さんをお待ちしております。山東戦でも両ボランチや塩谷の兄貴と協力できてて良かったし。


ソウル戦は真昼間なのでちょっと見れないですが、ACLを退場して見直すことになるのか、ブレイクスルーになるのか、それとも単なる延命に過ぎないのか…どうなるのかわかりませんが、続けている今の形がどう転ぶか、残り2試合でいい方へ転がしていかねばなりません。ソウルも名古屋も初戦で結果を得ているので厄介なことになるでしょうが。



では。