【スイミング・プロップ】

 

動き的には激しくありませんし、大胆でもありません。

 

               「PILATES Mastery」より画像をお借りしました

 

腹臥位(腹ばい)になり、

 

膝を伸ばした状態で脚を床から浮かせます

 

腕も軽く伸ばして 床から持ち上げます

 

右脚左腕と左脚右腕を交互に動かし

 

あたかもマットの上を優雅に泳いでいるように繰り返す。

 

呼吸は止めずに穏やかに。

 

 

 

見た目はとても静かでしんどそうには見えませんが

 

お腹を凹ませて、股関節から脚を持ち上げ

肩甲骨を下制して、腕を床から上げるのは

 

かなり高度な身体の使い方が必要ですし

 

バタバタと優雅に手足を動かすのは、

脳神経も使いますし、交差神経の正確な意識が問われます。

 

 

 

もちろん、腰が痛い方や

肩に痛みがある場合は

 

腕は床に置いて身体を支えたまま行い

 

脚も無理に上げなくて良いので お腹をきちんと安定させて

呼吸を続けて行うだけでOKです

 

 

 

 

実際、やっていただきますと

 

腕を持ち上げるのはしんどいとおっしゃる方が多いようですあせる

 

 

腹ばいの姿勢でこれができないのは

 

普段の姿勢が 猫背気味で

 

肩が前身に被さり、背中や首が丸くなっているからかもしれません

 

スマホやディスクワーク、前かがみの姿勢をとる習慣は

 

そんな不良体勢を作ってしまいます

 

なるべく、背中が丸くならないように

 

常日頃から姿勢には気をつけましょう

 

そんな円背姿勢は

 

同時に股関節や腹筋を縮ませて、内臓を圧迫してしまったり

 

お腹のコアマッスルを硬くさせてしまいます

 

痛みや病気、不調の原因になりますねえーん

 

 

 

本来

 

“スイミング”では 腰椎を安定させ股関節を伸展することにより

脚を床から持ち上げますが

 

腸腰筋などが硬い場合は

 

腰椎を後湾させて(腰を反らせる)

 

お尻を左右に歪ませたり、揺らすような代償行為で

 

あたかも脚を持ち上げているように「見せかけ」ます

 

ピラティスで最も避けたいのが

 

「みせかけ」の動きです。

 

 

 

 

脚を上げる動作は

 

ハムストリングス筋→お尻(大殿筋)→背中(脊柱起立筋)の順。

 

それを腰やお腹が硬いために

 

腰を反らす&身体を歪ませて動かすと

 

腰痛になったり、股関節周囲を傷つけてしまうんです

 

危険ですね汗

 

 

 

 

私もこの動きは、苦手でした

 

腰が痛くなったり、呼吸ができなかったり

 

腕を無理に動かして 肩を傷めたことも。。。

 

最近ですね~

 

『このポーズ、気持ちいいやぁん照れ

 

『コアが安定してバランスとれるやーん』

 

『アウターマッスルが伸び伸びするやぁ~んお願い

 

って感じられるようになったのは・・・・・(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

レッスンでは

 

腰を守り、コアを安定させやすくするために

 

スモールボールを下腹部に(股関節の前面)に入れて行います🥎

 

 

 

 

 

身体が揺れて 床に転げ落ちないようにがんばってねおすましスワン

 

 

 

 

溺れないために、バランスよく泳ぎましょう音譜

 

 

 

 

 

ピラティスを続けると身体のバランスが整います

 

痛みやこわばり、身体疲労も解消しやすくなります。

 

 

大事なのは 続けること。