ピラティスとか、

整タイヨガとか、

ルーシーダットンとか、

 

エアロビクスとかで、

 

「難しいですか?」「難しいなら、参加しません」

 

 

そりゃぁ、エアロの場合、初心者エアロと上級者向けではかなりの難易度の差があります。

 

ヨガやピラティスも 同じですけれど。。。難易度判定はありますけど・・・

 

 

 

たとえば エアロビクスのコリオグラフィー(振付)を覚えられないとか

動きについていけない時は、そんなに激しく自尊心を傷つけられることはないかもです

 

すごく特殊なことをやってますしね。

 

 

ところが マットエクササイズでは

 

片足や片手片足バランスができないとか、起き上がり(ロールアップ)ができないとか

 

プランクポーズがキープできないとか(言い出せばきりがない)

 

身体の使い方そのものが 周りの人と同じようにできないとなるので

 

自尊心の傷つき度合が 大きいのでしょうか。

 

技術力ではなくて パーソナリティそのものの否定みたいに受け止められてしまう。

 

「難しいからあのレッスンには、出ない」と おっしゃる人がいるのはここを言うのでしょう。

 

 

でも、実のところ・・・

 

 

エアロビクスで、振付だけを早くキャッチはしても

 

“身体の使い方そのもの”が まったく取れていない人は ものすごく多いのです

 

バランスがとれない、ぐらぐら、手足が伸びない 膝が上がらない、曲がらない、

 

拇指球を使えていない、ターンがうまく決まらない、自分の立ち位置がずれる・・・

 

でも 振付さえそれなりに覚えられる能力があれば エアロマスターみたいな感じに

なれますし、周りも「あの人は上手ねぇ」と認識する(かも)しれません

 

本当は そうじゃないのです。

 

エアロビクスを踊る基本的な身体の使い方を もう誰も教えないし、そんなの流行遅れだし、

 

エアラーもそこには興味がないだけで・・・

 

本当の意味の上級者は、振付覚えの早い(だけの)人、ではないのです。

 

 

 

かたやマットエクササイズは、

 

ポーズ名や 手足の動かし方を知っているだけでは 「すごいわねー」とはならない。

 

身体を具体的に使えないと マスターではない・・・のだけれども

 

 

私が いや・・・ たぶんマット系のインストラクターさん全員が思ってるはず。

 

バランスポーズができないとか ロールアップができないとか、

難しいポーズや 筋トレができないとか、そんなんどーでもええ。

 

ここが ちょっと矛盾しているのですが、

 

マット系エクササイズに本当に必要なのは 

 

できるできないじゃないし、卓越した筋力、能力、柔軟性でもないのです。

 

 

快適なポジションで求められているポーズをとれているのか、

 

両足で立つこと、膝をリラックスさせること、股関節のきしみやこわばりがない位置が

 

キープできること 四つん這いポーズの基本、両手両足の指の使い方、

 

首や頭の位置、目線、肩が上がらないすくまないこと、腰が痛くないか、

 

背中がリラックスしていられるか、怖い顔をしていないか、、とか

 

無理をしないということが きちんと守られていること、呼吸が気持ちよくスムーズなこと、

 

コントロールとか、安定感とか、、、etc.そこが大事グー

 

 

 

筋力やがんばりや パワーじゃないんやなーーー。

 

 

 

「ポーズや筋トレができないから、辞めます」は 自分の身体を正しく使うということから

 

完全に逃げてしまって 一番大切なものを見ていない悲しい言葉です。

 

出来ないを 違う言葉で置き換えるなら「出来る評価に依存している」という感じでしょうか

 

それをきちんと伝えられない私も 力量不足えーん

 

 

マット調整系レッスンには 自己認識力や忍耐力が必要です

 

求められるのは、ポーズを覚えることでもないし、 すばらしく動くことでもない、

 

まして周りと比べて自分はどうかなんて まったく無意味なことですビックリマーク

 

 

 

骨折や身体が不完全な私が レッスンをしているのだから

 

そこは 信用してもらって良いのですよ。

 

 

 

 

 

本日の西の空。 日の入り30分前。

 

このあとの夕焼けも美しかったのですが 運転中で撮れませんでしたあせる

 

 

 

 

本日も レッスンに参加くださり、楽しゅうございましたドキドキありがとうございます<(_ _)>