大好きな詩
『ぼくたちの椅子(ところ)へどうぞ』
心のなかにすむ神さまが
いつもいうんだ…
「訪ねてくる友だちがゆっくり休めるように
まい日ひとつ新しい椅子を用意しなさい」-ってね
心のなかでぼくたちは
まい日ひとつ新しい椅子を作ります
やわらかな彫刻をした背もたれ
あたたかなキルトのクッション
王さまの椅子みたいに豪華ではないけれど
ぼくらは心をこめてその椅子をしあげるんです。
月あかりの銀色のなか
ぼくらは椅子を作るためのクルミの木をきりにいきます
そっとささやく金の粉…
遠くにきこえる鈴の音
あれは子守唄(コウイサンカ)…?
ぼくは月あかりの銀色にたずねる
「明日 このぼくらの作った椅子に座るのはだれですか?」
銀色はときをこえて答える-
そうさのォあの5年まえのキャベツ畑でちょうちょをふみつぶした男の子かもしれんのォ
2年ごに友人を裏ぎって泣いていたあの女の子が座ったかもしれん
いやいやいまこの瞬間にあっちの椎の木の下で休んでいる悲しいペテン師かも…
ぼくはおどろいて銀色にたずねる
「そんな人たちばかりなのですか?」
そして銀色がやさしく微笑みながらぼくに答える
「そんな人たちばかりなのじゃよ」
「人間はだれだってひとつやふたつ心に傷を負って生活しているものなんじゃ…」
銀色はことばを続ける-
「そしていつだってそんな心をゆったり休ませることのできる場所を探している」
それじゃきみが椅子を作るならきみにいっておこう-
きみが座る人を選ぶのではなく座る人に選んでもらえるように…そんなステキな椅子を用意しなさい-
「きみのところへ訪れた人が心から休めるように
『なんて心地よい椅子だろう』『ああ ここへきてよかったー』と思えるように」
あの星ひとつひとつがひとの心だとしたら
ぼくたちのところへ流れてくる星はどれだろう…
この幾百万の輝く星のうちぼくたちが迎える星はいったいどれだろう…
ぼくたちは-
心のなかで椅子を作る
王さまの玉座のように豪華ではないけれど
それは
ありったけの心をこめてきみのために作った椅子
もしかしたらほかにもっと心地よい椅子があるかもしれない-
でも…
もしどこにもおちつける場所がないときには
いつでもこの椅子が
きみのために用意されている-
心に小さな傷をもったきみ
きみはきみの好きなときに
ここで休むことができるんですヨ…
チキンラーメンの件
旅や仕事で日本を離れ
長く外国暮らしをしていると
どうにも日本食が
恋しくなるらしい。
リュックひとつで
大陸を何年も旅して
帰ってきた友人たちが
言っていた事だが‥
旅先で出会った
(同じように旅をしている)
日本人はみんな
『チキンラーメンが食べたい』
と言っていたらしい。
もちろん
そのはなしをしていた
友人も
チキンラーメンが
とても
食べたくなっていたらしい。
そこで‥
チキンラーメンを
ひたすら食べる動画など
(友人曰く‥嫌がらせ?)
撮ったらおもしろいかな?という
妄想が始まって
どうせなら
いろんな食べ方、
作り方を
撮ってみたら‥となりました。
チキンラーメンですが‥
さまざまな
食べ方があるようです。
まずは、基本形で
『どんぶりでお湯をいれて3分』
このスタイルからの変則形で
もっともスタンダードなのが
『お湯をいれたら即食べる』
『とりあえず1分置く』
などの
お湯を投入してからの
時間を計ることで
自分好みに仕上げて食す、
食感コントロール型です。
※ここからは好き嫌いが
かなりハッキリと分かれる
食べ方になります。
『鍋で煮込む』
きわめてノーマルな
気もする食べ方ですが
常に賛否の論争が
つきまといます。
『炊き込みご飯にする』
『雑炊にする』
などの I N ごはん系‥
この
インスタントの領域を
やや越えて
調理段階にはいった
食べ方になると
体験者が
激減するせいか
各々の頭に浮かんだ
空想で苦悶するすがたが
顕著にみられる。
『 I N たまご 』
たまごを入れると
ひとことで言っても
その仕上がりに対する
細工の研究は
各個追従の余地を認めない
こだわりを
孕んでいたりする。
しかし、
意気揚々理想に臨む
個々の工夫論も
事後の言い訳も
まったく聞き飽きてしまった。
ナマ状態が好きな人で
さらに黄身が
スープに溶け込んだ味が
好きな人より他は
安易に卵を投入すべからずと
早く悟った方が‥
『 月見卵 』
月見卵を半熟にするには
それなりの
準備や工夫が必要です。
どん兵衛の容器を使って
半熟にする方法などが
昔から有名ですが‥
<なんかキタナイ>とか
<準備するのメンドクサ> とか
思う人もかなりいて
ナマナマした月見たまごを
仕方なく食べていた方も
数え切れないほど
いたことでしょう。
『 月見卵 』 を作る
いちばん簡単な方法は
どんぶりに
チキンラーメンを入れて
お湯いれて
たまごを割りいれて
ラップをかけて
電子レンジで数秒温めると
半熟月見ができます‥
※しかし上記の方法には
どんぶりが
すごく熱くなる他
各家庭の電子レンジの
仕様の違いで
何秒で半熟になるか
いきなりはわからない
という欠点もあります。
『ふわふわ溶きたまご』
カップ容器で売られている
『チキンラーメンどんぶり』
この商品の特徴は
具が入っているところ。
主な具材はネギと
繊維にそって割いた鶏肉と
ふわふわ溶きたまごです。
この
『ふわふわ溶きたまご』 を
普通のチキンラーメンに
入れてしまう
とても簡単な方法です。
鍋でお湯を沸かす。
卵をボールなど容器に割り入れ
よく溶いたものを
お湯が沸騰している
鍋の中流し入れる。
鍋の中を
菜箸などで軽くかき混ぜ
卵が浮いてきたら
あらかじめ用意しておいた
どんぶりに入れた
チキンラーメンの上にかけ
ラップなどでふたをして
好みの麺の固さになるまで待つ。
ちかごろは
いろんなチキンラーメン商品が
発売されておりますが
ここは袋のチキンラーメンに
こだわってみたいところです。
ほかにも
チキンラーメンの食べ方
あるかな?
食えないCD
幻のCDを手に入れた。
1989年の映画
『DRUGSTORE COWBOY』
DVDなら簡単に手に入るが
サントラは日本では未発売。
輸入版のみ存在している。
このCDを初めて見たのも
最後に聴いたのも
20年以上前のことになる。
その頃よく一緒にいた
友だちの彼女が
ニューヨーク旅行の御土産に
彼氏に買ってきたのが
このCDだった。
すごく欲しかった!
もともと友だちより
おれが以前から
欲しがっていたCDだった。
この彼女‥
なかなかやってくれる。
20年前当時、
個人がネットなどを通じて
商品を買うことは
今ほど簡単ではなかった。
CDショップの店員さんの
知識とプロ根性に
すがるのが本筋で、
自分だけで
なんとかできる事ではなかった。
そもそも昔から
店頭の棚に並んでいる
通常の商品に
まったく用がなく
いつもカタログや雑誌から
取り寄せ注文ばかりしていた。
バディ・ホリィ
エディ・コクラン
エルビス・プレスリー
注文したけど
廃盤になっていて
手に入らなかったものも
たくさんあった。
その中でも輸入盤のCDは
むしろ店頭では手に入らない
ちょっとした「お宝」でもあった。
音楽さえあれば
よかった。
食費をけずって
毎月何枚もCDを買っていた
少年時代だった。
この
『DRUGSTORE COWBOY』の
サントラCDを
手に入れた友だちは
おれのアパートに来るときには
必ずもって来てかけてくれた。
ずっと前から
おれが欲しがっていたのを
よく知っていたから‥
CDが彼女からの
プレゼントでなかったら
きっと
くれていたと思う。
その後すぐ
友だちはCDを紛失してしまい
彼女に怒られ困り果て
何度も
おれのアパートに
探しに来た。
そのときに
おれのことを
疑っていたとは
思わないけど
その後
おれがどこかで
このCDを手に入れて
持っていたら‥
プレゼントのCDが
見つかっていない限り
やっぱり
おれが盗んだのだと
思わせてしまうのだろう。
その友だちとは
もう何年も会っていない。
会わなくなったのは
お互いにいろんな事があった
頃だったけど
きっと人生の分岐点で
それぞれが
分かれ道を選んだから
だったろう。
別にほとぼりが冷めたつもりで
このCDを
手にいれたわけじゃない。
人生に1%でも
泥棒と思われる可能性がある物を
所有しているのは
決して気持ちのよい事ではない。
しかし
もうそれすら
面白いエピソードだと‥
やっと思えてきたから
このCDは今ここに
あるのだと思う。
「真実は胸の中にあり
形を成さんと欲すれば
胸に虚実ありと知る。」
なーんて思ってみた。
曲目のなかで
主題歌にも使われていた
Desmond Dekker and the Aces
『 Israelites 』という曲は
かなりかっこいい!!
テンポや拍子が
70sのスカとかレゲエっぽいけど
(実際に70s頃の曲かも)
まあ‥ロックだね。
なにがロックで
なにがロックでないか!
そこんとこは大事なことだけど
正しい答えを
たくさん抱えてるなんて
ロックじゃないね。
手ぶらでいこー!
