失恋の巧妙 続き
まず、
5日間の絶食状態で
体重が7キロ落ちました。
絶食の原因は
失恋の痛手では
ないのですが
この状況を
利用しない手は
ないでしょう。
別れた恋人に育てられ
自分の人生中で
あり得ないぐらい
太っていたので
このまま食事と体重を
コントロールして
健康体を取り戻します。
運動と食事改善で
理想の体重65キロまで
あと8キロ!
十分可能な事です。
つぎの
別れて良かったこと…
お金がまったく
減らなくなった!
ぼくは
タバコを吸わないし
酒も飲まないし
甘いものも食べない。
女遊びはしないし
週刊誌も買わないし
賭け事もしないので
普段は食費以外に
お金を使う
ことがありません。
けれど恋人がいると
食事に行ったり
おやつを食べたり
服を買ってあげたり
毎日なにかいる。
ぜんぜん
嫌じゃなかったし
むしろ喜んで
してたことだから
まったく損は
していないけれど
別れたら
お金がまったく
減らなくなりました。
まだ貸している
電話を返してもらって
解約したら
もっと
支払いが減るだろう。
つぎに変わったのが
ガソリンです!
逢いに行ったり
迎えに行ったり
送って行ったり…
まいにち
70~100キロは
走っていたのが
いまは1日数キロ!
ガソリンがほとんど
減らなくなりました。
ぼくは車の運転が
好きではないので
毎日の運転は
かなり苦痛でした。
いちばん変わったのは
心配しなくて
よくなったこと。
心配されたがりの
恋人でしたから
愛することに
心配をすることが
組み込まれていました。
嫌ではなかったし
無理でも
なかったけれど
しあわせでは
ありませんでした。
そして
さみしく
なくなったこと。
付き合って
いた頃の方が
まいにち
さみしかった。
ぼくはずっと
それが
なによりも辛かった。
さみしかったのは
ぼくが
甘えていたからです。
恋人を失いましたが
自分を取り戻しました。
ぼくはずっと
どうかしていた
みたいです。
自分を取り戻した
ことがいちばん
失恋の巧妙だと
思いますよ。
失恋の巧妙
恋人と別れたことは
大きな損失、
痛みや悲しみ以外の
なにものでもない…
という
マイナスの感覚が
どんな失恋にも
ありますよね。
たしかに
そうかも知れない。
けれど
恋人と別れたことで
プラスに
変わったことが
さっそく
あるはずです。
それを見つけて
ちょっとだけ
失恋の傷を癒そう…
というわけでは
ありませんが、
もう生活が
変わったのです。
新しい生活を
歩き出せず
足踏みしていても
別れた恋人
というものは
帰ってきたりしません。
振り返らず自分の道を
歩き続けてこそ
いつかどこかで
別れた恋人が歩む道と
また交わることが
あるというものです。
失恋の巧妙を
簡単な表現で言いますと
失恋して
良かったこと…
どんな失恋にも
だれの失恋にも
必ずあるはずです。
大きな悲しみの
暗闇の中に
いるからこそ
小さなしあわせが
眩しく煌めき
よくわかるものです。
こんなチャンスは
めったにありません。
ぼくはさっそく
探してみます。
おもかげ
まだ1週間も
過ぎていないのに
きみの顔が
思い出せない
突然に消えて
心配で眠れず
なにも喉を通らず
過ごした日々は
きみの足跡に残った
メッセージを
見つけた時
すべて終わった
心配されたがりの
きみだから
いつもおれは
心配ばかりしていた
おれはもう
きみのこと
心配しないよ
きみは少し前から
消え去ると
決めていたんだ
行くがいい
もっと遠くへ
おれと歩いた道が
見えなくなるまで
心配されたがりの
きみの顔を忘れても
おれはまだ
同じ道を歩いて
ときどき
きみが居たことを
思い出して
くちぶえ吹く