いや、ちょっと困った問題が発生しました。LINN KLIMAX DS3を最新のORGANIK DACとUTOPIK電源にアップグレードして、これに合わせてセッティングを調整してDSからは良い音が出てきましたが、アナログプレーヤーのことを失念しておりました。汗 久しぶりにLP12を小音量ですが聴いてみましたが、音質が一歩後退している気がしました。どうもぼやけた音に聴こえてきました。昨日、そういえばDSの調整のためアンプの電源周りをいじってしまったので、LP12の音はもしかしてパワー不足でうまく鳴らないのではとふと頭によぎりました。今日さっそく聴いてみると、前はこんな音ではなかったよなあと瞬時に違いを感じてしまいました。決して悪い音ではないけど、もっと今までは小音量でもくっきりと踊るように聴こえていたはずと違和感を感じずにはいれませんでした。アンプでいじったのは電源ケーブルとメーカーオプションの外部強化電源のブラックボックスです。ケーブルはメーカー純正に、ブラックボックスは2種類(コンデンサ容量が4倍か10倍か)のうち10倍のものから4倍の方にスイッチしました。

 

そこで10倍のコンデンサ容量のスーパーブラックボックスに戻して確かめてみることにしました。(電源ケーブルは面倒なのでやりませんでした)案の定、スーパーブラックボックスの方が音楽に魂が入るというか生き生きと鳴ります。解像感もくっきりとします。アナログは明らかにスーパーブラックボックスの方が良いです。

 

付け替えは簡単なので、都度つなぎかえれば良いのですが、精神衛生上はかなり気になります。ですので試しにスーパーブラックボックスのままであらためてDSを聴いてみました。小音量なので何とも言えませんが、エージングが進んでいるのか以前のような嫌な聴こえ方はさほどしませんでした。

 

スーパーブラックボックスを使わざる得ない方向でどうにか調整がつかないかこれから考えたいと思います。または、エージングが更に進んで前のセッティングのままで行ければ最高なのですけどね。

 

前のDSにはもう戻せないので、前に進むしかありません。笑 前のDSではLP12とアンプとの調和がとれてたので、ちょっとへこみます。これもオーディオの楽しみとも言えますが、音の神様はいつも私たちに試練を与えますね。笑