先日のブログにLINN KLIMAX DS/3のアップグレードでセッティングにもうこれ以上の調整は必要がないと書いてしまいましたが、RCAケーブルをBJ Electric ML-RLに戻しました。

 

ずっと音が暴れるとか圧が凄すぎてすっきりしないとか色々と書いてましたが、アンプ(OVTAVE V70SE)のオプション強化電源(ブラックボックス)も原因していることがわかりました。アンプから外すとバランスがとても良く聴きやすくなりました。音量を上げても嫌な感じが全くしなかったので、これは間違いがないなと。私が思うこう鳴ってほしいという音とバランスにやっと持っていけました。

 

ブラックボックスはアップグレード前のDSではMUSTだったので、絶対に必要なものとずっと思いこんでいました。ブラックボックスは2種類あって上位のスーパーブラックボックスは定価649,000円のものですし、通常のブラックボックスも今や円安で定価264,000円で、これを付けたほうが絶対に音が良いに違いないと思っていました。

 

今日は誰もいないく音量も自由に上げられる状況で、ブラックボックスなしの素の状態で、RCAを再度色々と繋いで比較しておりました。最終的な候補は2つに絞られて、ゴッサムのGAC-2 PURとBJ ELECTRIC ML-RLの2つになりました。これを交互にさらに何度も聴きかえして、最終的にBJを選びました。

 

今回のDSのDAC基板とUTOPIC電源のアップグレードをして思ったのは、プレーヤーからの情報量やパワー感が明らかに上がったので、アンプのセッティングはよりシンプルにしなくてはいけなかったということです。アンプ側で以前はバイアスを深くしたり、ブラックボックスをつないだり、電源ケーブルを強化したりしていましたが、今回はこれらすべてが必要なかったという結論になりました。

 

これで安心して本来の音楽鑑賞に戻れます。