今日はスピーカーターミナルへのケーブルのつなぎ方に関して書きたいと思います。私がメインで使用しているゴールドノートXS-85にはスピーカー1台にプラスとマイナス各2個ずつ計4個の接続端子があります。シングルワイヤーで今まではロー側にアンプからのケーブルを接続しジャンパケーブルでハイ側に信号を供給しておりました。前々から気にはなっていましたが、オーディオ店にLINNのKlimax DSかDSMかは確認しませんでしたが、オルガニックDAC基板アップグレード済の機器での自宅試聴デモをしていただいた際に、スピーカーケーブルをハイ側から先に供給すると音はどう変わるかと比較してみました。なぜなら、私がアルベドHL2.2を手放さない理由の一つですが、あえて比べるとですが中域が今一つわずかに物足りないかなと思う時があるからです。結果ですが、ロー側に接続すると低域がわずかですが良くなる気がします。ハイ側だと中域がわずかですが良くなる気がします。ただし、逆側の方はわずかながら薄くなる気がします。それぞれ出音は微妙に変わるかなと感じました。ただしDACのデモ機に変えてから実験したので自分のDSでも時間があるときにやってみたいと思います。そのほうがよりはっきりと評価できると思います。オルガニックDACだとハイ側接続での中域は大変満足できるものでした。ただ低域がほんの少し薄くなり失われるものもあるような気がしました。オーディオ屋さんがお帰りになったあとに邪道かなと思いながら、自分のDSにつないで、左をハイにつないで、右をローにつないでみたりもしました。これは私の直観でほんのごくわずかにど真ん中に定位していないかなと感じるところをこれで調整できないかなとやってみました。90kgの箱はとても動かせませんので。定位の問題はほんのちょい右寄りから、理由は説明できませんが、感の通り改善され、ど真ん中でフォーカスしました。ただ音がきれいになりすぎて、音の鮮度が落ちてしまったような、アタック感が微妙に減退した気もします。ギターの音が若干ビンビンと来ない印象でした。こちらのほうが一般的に言って模範的な音なのかもしれませんが、私はロック好きなので数曲での判断ですがまだ審議の余地があります。あまり時間が無かったので、もう少しじっくり時間をかけて探りたいと思っています。ジャンパケーブルを外してバイワイヤ接続にしてみると良いとこどりができるんでしょうかね。同じケーブルをお借りしてやってみようかな。ただアンプへの負担が増えてそんな簡単にもいかなそうな気もします。前の音から比べればどちらでも十分に満足できるところでの調整ですが、あっちを立てると、こっちが立たないみたいなことになってます。笑 人間の欲望にきりはないですね。笑笑 

 

デモの話に戻りますが、オルガニックDACへの基板交換とUTOPIK Power Supply へのお得なアップグレードキャンペーンに申込をしました。アンプ側で完全に手綱を握っている感じなので、正直ガラッと良くなったとまでは思わなかったけど、中域の改善したいところが良くなったかなと感じた部分もあったし、同一メーカーなので音の傾向は同じかなと思いやってみることといたしました。ただ一部低域の表現と音色の雰囲気でちょっと違う感じがした部分もあったのも確かです。はっきりと説明がつかないような何となく何臭いなみたいなやつです。Flacで24-bit 384 kHz までDSDで11.2MHzまでサポートされるのはポイントでした。(ソフトが対応してくれて普及するのかな?)先を考えると円安など世界との金融経済政策の違いで今後もどんどん値上がりが予想されるので、えいっ今やっちゃえと注文しました。ただ新電源が加わってくるとさらに音はどうでてくるのでしょうかね。もうすぐカタリストDACには戻れなってしまいます。すごく楽しみ半面、心配もあり、もうあれこれ調整が必要になることだけは勘弁して欲しいと願っています。でもやっぱり楽しみです。


PS 音像が若干右に寄っているように感じてた件はRCAケーブルの交換で解決しました。(RCAに関しては2/1に記事アップ) スピーカーターミナルへはハイ側に先に供給しています。2024/02/03