早いものでもう11月です。真空管オーディオには優しい季節が戻ってまいりました。前回のブログ更新が8月でもう2か月が経ってしまいました。オーディオシステムに特に変わりはなく、とても良い音で鳴ってくれております。しばらくアップしていなかったので過去の記事を見返しておりましたが、1つ書きそびれていることがありました。RCAケーブルなんですけど今はカナレのGS6にピンプラグをF09にしたものをチョイスしております。このRCAケーブルが私のシステムには現時点ではベストであり何の不満もない状態です。焦点がぴたりと合っていますし、生で聞く楽器の音の出方をきちんととらえており、クラシック録音では場所の空気感も感じられます。今まで数十万円する高価なものは試しておりませんが、たくさんのRCAケーブルを試してこれに行きつきました。ただし厄介なのが同じGS6でピンプラグがF09ではないものもいくつか所有しておりますが、音の出方は変わってきます。ピンプラグや接点のハンダの種類でバランスが変わっちゃうってことなんですかね。いくらアンプなど高価な部分にお金をかけてもたった数百円のパーツでバランスを崩してしまうこともあるなんて、オーディオ趣味はとても怖いです。また逆にたった数百円のパーツで良い方向に激変することもあるなんてとても不思議です。値段が高価だから良いとか安いから悪いとかそういうことに関係なく、一個ずつ長い時間をかけて試しトライアンンドエラーを繰り返して選定した先に自分だけの正解を見つけた時の至福感はなんとも言えない喜びとこの上のない満足です。