「身嗜み」のちょっとした話 | マレーシア・ペナンの楽しい暮らし方

マレーシア・ペナンの楽しい暮らし方

MM2Hビザを取得し、ペナンにて楽しく暮らしながらマレーシアの情報を伝えたいと思います。

 東京にもアバヤ(全身黒色の民族衣装)を着ている女性が住んでいると聞いて、ご近所さんに怪しまれないだろうかと勝手に想像しつつ、見慣れないと実に奇異な格好であることと、誰が誰だか分からなくなるのではないかと、マレーシアの土地で見かけても私は不思議に思います。

 まだ日が昇りきっていない朝の時間帯にいつもの散歩をしていたら、アバヤ姿の女性がうちの犬を見つけて、旦那さんの肩に隠れるような仕草をしました。
 サウジアラビアの一部地域では犬を連れた公道の散歩は禁止されているそうです。
 もしかしたら、うちのジョーイが恐かったのかもしれません。
 
 国または宗教による「正式な身だしなみ」は世界各国それぞれの一つの文化として世代ごとに継承しています。
 日本の場合、祖母や母親の着物を大切に保管している家庭が多いと思います。男性の「背広」は西欧の文化を日本が真似したものですが、幕末末期〜明治時代以降に普及されたとWikipediaに書いてあるので、日本の歴史の中でも立派な紳士の身だしなみになるのではないでしょうか。

 時代が変われば一般的なファッションも変わります。最近、お店で子供服を見る機会が増えて「こんなにカラフルでデザインに凝ったものを作るのか」と注意深く観察しています。

 子供達もよく大人の様子を観察するようで、コスメのセレクトショップで姉の買い物を待っている時に、4歳になる姪が「なんでお化粧しないの〜?」と私に聞いてきました。
 世の男性が化粧しない理由がしばらく頭に出てこなかったので、「これは女性が身だしなみを整えるために使うものなんだよ」と答えました。我ながら良い回答だと思います。

 まあ、本人は面白がって言ってるだけなんですけどね。今度、スマートフォンの「YouCam メイク(顔を認識してメイクアップしてくれる)」カメラアプリを使って遊んであげようと思います。

 インターネットの中だけで「美しい人」を作ってもしょうがないと思うんですが、現代人にとってはスマホが今までに無いほど身近にあるものなので、そのあたりの分別も人によって難しくなっているように思えます。
 
 私は疲れている時に部屋の電気を消してしばらく天井を眺めます。夜の街灯が部屋の壁をうっすらと青色に照らしますよね。
 それが本当の色であり、寝っ転がっている素の自分を包み込んでいるだなと考えると「昔からあまり変わらないんじゃないのかな」と感じて、不安になる深夜の時間帯に少し安心することもあります。

 ◯おまけ
 Mr.DIYで見つけたこの腕時計、お値段は8.96RM(約240円)です。ペナンのコミケ(7月7日)に参加した翌日に購入したもので、1か月以上経った今日でも元気にカチコチと針が回っています。


 指の爪を挟めば簡単に裏蓋が外れます。中身を見ると、このミニ電池を交換するより買い直した方が良さそうです。これだけ細かい部品を諸外国で組み立てられるようになったので、格安スマホなどが登場するのでしょう。


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