ドラマ『地獄の果てまで連れていく』視聴感想 | pen-koroのエンタメブログ

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TBSにて放送されたドラマ『地獄の果てまで連れていく』の視聴感想です。

ツッコミどころもありましたけど、なんだかんだで面白かったです。

 

出典元:ドラマストリーム『地獄の果てまで連れていく』|TBSテレビ

 

 

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』 全11話

TBSにて2025年1月~放送

脚本:イ・ナウォンさん

演出:松田礼人さん、坂上卓哉さん、尾本克宏さん、實光美々佳さん

出演:佐々木希さん、渋谷凪咲さん、井上祐貴さん 他

☆NETFLIXにて配信中

 

【ざっくりあらすじ】

高校時代、親友の麗奈に父を殺され、殺人の濡れ衣まで着せられた幸和子。

復讐を誓った幸和子は、顔を整形し、名前を紗智子へ変え、麗奈の子どものベビーシッターとして潜入する。

 

評価 ★★★★☆ 4点

 

感想

正直なところ、面白いような、面白くないような、そんな感じが一番しっくりくる(笑)
面白さを表現してほしいと言われたら、何が面白かったのだろう?と戸惑ってしまうような感覚があるタラー
衝撃的な展開や凄まじい描写があるわけでもないしな。
物語としてもよくあるような復讐劇だし。
ツッコミどころも満載。
だけど、イカレた殺人犯を扱う復讐劇にしては、画が明るくて、ポップな雰囲気を感じたな。
復讐劇と言えば、主人公が終始重たく息苦しいおもりを抱えていて、光が差しそうになれば、自らをわざと闇へ連れ戻し、残酷で慈悲の欠片もない描写が描かれたり…真顔
そういうイメージなんだよね←こういう類の復讐劇を見すぎ?
だけど、この作品は明るくて簡単だった。
だから、重々しくなくて気軽に見ることができたのだと思う。
これが最大の魅力気づき
そして、あまりにも軽すぎて、滑稽に見える場面もたくさんあり、時折笑うこともあったな。
これが面白い理由なのかもしれない。(逆にこれが面白くないと感じる理由かも…驚き
一話が約20分という短さも気負うことなく見られたポイントOK
そして、キャストが明るさと爽やかさのある方ばかりだったのも良かったポイントかも。
佐々木希さんは相変わらず綺麗キラキラ
その美しさが、薄幸の主人公・紗智子(幸和子)にとても合っていた。
渋谷凪咲さんは、ニコッと笑う可愛らしいお顔と、高くて明るい声だけど感情が乗っていない話し方が、逆に不気味さを助長させていて、イカレた殺人モンスター・麗奈を上手に演じていたと思う。
麗奈の夫・誠を演じた井上祐貴さんも良かった。
誠は、高校時代に紗智子に思いを寄せており、また紗智子も誠のことが好きだった。
両想いだった2人なのに、麗奈が自らの殺人の罪を紗智子になすり付けたことで、引き裂かれる結果となってしまったハートブレイク
物語の中盤、紗智子と誠の初恋をやり直すようなやり取りがすごく切なくて好きだったな…ピンクハート
顔を整形し、名前を幸和子から紗智子へと変え、絶対に麗奈に気付かれないように近づいた紗智子に対し、誠は幸和子のおもかげを感じ取るんですよね泣くうさぎ
それがすっごく切なくて美しかったわ昇天
物語として面白かった部分って、ここかも(笑)
井上祐貴さん、なかなか良い感じの若手俳優さんだな。
今後、この方はもっと出てくるかもしれないな。
なんだかんだで、ラストは恐怖だったな驚き
こういう精神疾患について、ちょっと考えさせられた。
ネタバレになるから詳しく言えないけど。
私はこの物語から、なぜか、“無条件の愛”の難しさを感じたな。
 

まとめ

重くなくて見やすい復讐劇です。
キャストも爽やかな面々ばかりなので、明るささえ感じました。
1話が約20分と短いので、気負うことなく気軽に見られます。
簡単な復讐劇を見たい方にオススメです。
 

最後まで読んでいただきありがとうございましたハート