海外ドラマ『マインドフルに殺して』視聴感想 | pen-koroのエンタメブログ

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NETFLIXオリジナルドラマ『マインドフルに殺して』の視聴感想です。

サスペンスなのに笑える部分もあって、とても面白かったです。

 

上矢印日本語字幕ありません…

日本語版予告編はNETFLIX公式サイトよりご覧になれます。

 

NETFLIXドラマ『マインドフルに殺して』 全8話

制作国:ドイツ

配信日:2024年10月31日

出演:トム・シリング、エミリー・コックス、ペーター・ヨルダン

 

【ざっくりあらすじ】

職場にも家庭にも居場所のない弁護士が、妻からマインドフルネス講座を勧められ受講することに。

すると、心穏やかに過ごせるようになるのだったが、ある日講座の教えの通りに実践するあまり、人を殺してしまうことに!?

絶体絶命のピンチもマインドフルネスの力で乗り越えていくサスペンスコメディー。

 

評価 ★★★★☆ 4点

 

感想

とても面白かったですウインク

このドラマ、本当は去年見ようと思っていたのですが、実写版『推しの子』にハマった影響で見るのを忘れていたんですよね(笑)

さて、マインドフルネスとは何か?

それは、「今、この瞬間」に意図的に意識を向けることで、日常生活における様々なストレスや不安を和らげようとするもの。

人はどうしても過去や未来のことに捉われてしまいがち。

だから、悩みや迷いが生まれるんですね。

しかし、「今、この瞬間」だけに意識を集中させれば、過去や未来のことなんて関係ないので、悩むことも迷うこともなくなり、心穏やかな状態でいられるというわけです。

スピリチュアルが好きな方は、日常的に実践しているかもしれませんね。

私もスピリチュアルを学んでいるので、この在り方を心がけていますが、なかなか難しいかもしれません…

しかし、このドラマの主人公は、マインドフルネス講座で学んだことをしっかり実践して、日常生活に落とし込んでいます拍手

だけど、明らかにズレていってるんです滝汗

これは、スピリチュアルで言う“目覚めや悟り”とはかけ離れた“闇落ち”パターン。

マインドフルネスで心穏やかな日常を手に入れるどころか、マインドフルネスでもっとザワザワした雑念まみれの日常に陥っていくんです。

しかし、お世辞にも良いとは言えない状況を、主人公は“自分にとって”都合の良い現実を作り上げたと思い込み、安心している。←見せかけの安心だけどタラー

その描き方がとても秀逸でめちゃくちゃ面白かった!!

ある意味、マインドフルネスのようなスピリチュアル全般を皮肉っているようにも感じたポーン

とにかく、脚本が上手い。

そして、小道具の使い方も面白かった。

主人公の子どもが大切にしている「話す鳥の人形」オカメインコ

ラストのこの人形の使い方が素晴らしかった。

やっていることは殺伐としているのに、笑いもあって、めちゃくちゃエンタメ作品でしたグッ

1話が約30分と短いのも見やすくて良い。

ちなみに、シーズン2の制作が決まったみたいです。

楽しみ真顔

 

まとめ

マインドフルネスを巧みに使って、自分の望む現実を作り出していく物語。

お世辞にも良いとは言えない状況とマインドフルネスの対比がとても面白い作品。

やっていることは殺伐としているのに、クスッと笑える場面も多く、めちゃくちゃエンタメやってるドラマです。

1話が約30分と短いのでサクサク見れますよ。

サスペンスが好きな人にオススメの作品です。

吹替版もあります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございましたハート