あった、あったなお話に必ず登場するのが、ランズボロー迷路。

あれは、ドイヒーな遊びだった。

静岡の場合、三保にあった。

ボクは2度挑戦して、二度挫折した。


若林で見た空


ランズボロー迷路。

入り口には、タイムカードガチャンの機械が置いてあった。

ガチャンを押したら、迷路に突入。

そして一時でも早く迷路を抜け出せるように先を急ぐ・・・、ただ、この迷路。

ただ出てくればいいというものではなかった。

途中数箇所で、スタンプを押さなければならない。

☆マークや、△マークなどのスタンプが数箇所に置かれ、それを全て押してから迷路を脱出する。

それがやっかいだった・・・。

大学時代の友達で、髪の毛がUFOの形をしていたHりクンが静岡に遊びに来たとき。

一緒に出かけた。そして・・・、抜け出せなくなった。

ベニヤ板で囲まれた迷路。

その間をいっくら歩いても、出口には辿り着かなかった。


ランズボロー迷路。

男女七人秋物語にも登場したこの巨大迷路は、一時一世を風靡。

日本中に作られた。

そしてその灯火は今や、消えかけている・・・。