先生がドアを開けて入ってくると、それが落下し先生の頭にボコっと落ちるといういたずらは、古典的だ。

あまりに古典的で、全人類が知ってると思われるこのいたずら。

でもボクはそれを直に見たことがない。なぜだろう。

すぐにばれるから?

それとも怒られるから?

はたまた、あほらしいから?

理由はいろいろだけど、未だにその場面を見たことのないボクは、少数派?かと言うと、おそらくそうではなく、多数派に属するであろうと思われる。


若林で見た空


試しに最近。

周囲の人に聞いてみたけど、黒板消しのいたずらはやったことも、見たこともないって人がほとんどだった。

ところで中学生(高校生?)の頃。男子全員が協力してやったいたずらがあるのを思い出した。

授業が始まる前。先生が来るまで待っている間。

男子が学生服(詰襟)の首の所まで頭を入れてボタンをし、頭なし人間になって待っているといういたずらだ。

先生が教室のドアを開けると、男子全員の頭がなくなってる。

これは画期的に先生を驚かせた。

そして。その後、ボクら男子は全員先生に叱られた。

「中学生(高校生?)になって、そんなな遊びは止めなさい。」

でも、先生は叱りながらも笑ってた。

男子全員首なし人間。

それは心あたたまる、いい「いたずら」だった・・・。


今日。いたずら仲間と会ってくる。

中学校の時の同級会だ。

いたずら仲間は、みんなオヤジになった・・・。