BSNHKで、「男はつらいよ」第一話を放送。

これは見ないといけない。

寅さんをせっかくテレビでやっているのだから。

第一話は、さくらが結婚するお話。

披露宴での、新郎前田吟のお父さんの言葉がよかった。

聞いてるうちに。

知らない間に、ボロボロ泣いていた。

寅さんも。そしてボクも。


若林で見た空


昭和44年の映画「男はつらいよ」は、大阪万博前年の作品。

あの頃の日本。

高度経済成長でグングン発展していた。

とは言え。

ほとんどの日本人は、「庶民」だった。

その庶民が、汗水流して、寝ないで働いて日本は裕福になっていったそんな時代。

寅さんは生まれたんだ。

アンチテーゼ・・・。

なんて難しいことじゃないけどきっと、日本人はどこかで寅さんに憧れていたんだと思う。

寅さんの優しい笑顔に。

純粋な生き方に。憧れを抱いていたのだと思う。

葛飾柴又。

帝釈天を、また歩きたくなった・・・。