子どもの頃。

体育の時間、赤白帽をかぶってた。

表は赤、裏は白。

熱中症対策にもなるし、簡単なゲームの時の色分けにも便利だったから。

きっとそれは、全国で大ブームを巻き起こしていたに違いない。

赤白帽。

今もあるのだろうか。

けっこうお洒落な帽子だった。

つばの部分を立てて、ウルトラマン遊びもできた。

きっとそうして遊んだのは、ボクだけじゃない。

アホな少年たちは皆、やっていたであろうと思われる。

シュペシューム光線。「ビビビビビ~」と叫びながら、腕を交差させて、怪獣演じる友だちに光線を発していた記憶。

鮮明に残ってる。


若林で見た空


そういえば、ちっちゃな頃。

ボクは、いつでも帽子を被ってた。というより、被らされていた。

特に夏は熱中症(当時は日射病と言ってたね)対策になったから。

帽子を被り、野原や山を駆け上った。

帽子を被り、トンボやセミを追いかけた。

夏が終わる。

熱中症対策から、今度は防寒具へと。やっぱり、帽子は大活躍。

お洒落にも、健康面にも、帽子は欠かせない。

とてもステキなアイテムなのだ。