とにかく広大、約1700ヘクタールの境内は中心に位置する東塔、西の西塔、北の横川の3つのエリアに区分され、それぞれ根本中堂、釈迦堂、横川中堂と呼ばれる本堂があります。
①東塔エリア 延暦寺発祥の地。
大講堂前の鐘楼。
「開運の鐘」と呼ばれこの鐘をつくと運が開けると言われています。
もちろんつきました!
延暦寺第一の仏堂、根本中堂。
最澄(伝教大師)が供え、以来1200年間灯り続けている「不滅の法灯」があります。
不滅の法灯は3つ並んでおり、油皿の菜種油を燃料に灯っていますが、お寺の方のご説明ではその菜種油を補給するのに決められた時刻や当番制ではないそうです。
常に自分の事として注意を怠らず油の世話をする、それが「油断」の言葉の語源になったとか。
現在、根本中堂は修復中で外回りを覆われています。
医王殿。
総本堂 根本中堂のご本尊は薬師瑠璃光如来ですので、御朱印もお薬師様の殿堂という意味で医王殿と記されています。(医の字は略させて貰いました)
②西塔エリア
にない堂
同じ形のニ堂が渡り廊下で繋がっています。
延暦寺の僧であった弁慶が渡り廊下に肩を入れて担いだという伝説が残っています。
でもさすがに無理そう!、これでは弁慶は人間というより怪獣レベル。
本堂である釈迦堂
ご本尊は伝教大師(最澄)自作とされる釈迦如来立像。
浄土院
伝教大師最澄の御廟。
③横川エリア
横川エリアに着く頃にはもう膝がガクガク。
とりあえず100歩歩こう、を自分に言い聞かせるのを繰り返して前に進む有様でした。
横川中堂
遣唐使船をモデルにした舞台造り。側面は船が浮かんでいるように見えます。朱塗りが鮮やかで美しいです。
横川中堂
山深く本当に緑が鮮やかでした。
この日の歩数は20000歩超え。
あと10年、年を取ったら比叡山お参りは無理かも。