2024年4月27日
「響の会 第64回公演」
宝生能楽堂
生まれて初めてに能を鑑賞しました。
ずいぶん長い間、敷居が高くて手を出しあぐねてきましたが、平家物語好きとしてはやはり能を見ないで終わるのは勿体なさすぎる、と一大決心。
今度友人と能体験教室?に行くのでその予習もかねてまずは「能ってどんな感じ?」から、です。
都営三田線水道橋で降りてすぐ。
電話で購入したチケットを当日見たら「ろ」列。
後ろの方かな?と思ってキョロキョロしていたら、なんと「いろはにほへと」順。
正面前から2列目でとても良く見えました。
いろはにほへと順とは、色々と新鮮。
ほぼ満席でした。そして海外のお客さんも多し。
お目当てだった「大原御幸」はほぼ平家物語そのまま。馴染みのある内容でマイ能デビューにはぴったりでした。
「猩々乱」(しょうじょう乱れ)は海に住む精霊 猩々が酔って踊る明るく動的な演目。
「大原御幸」とは雰囲気が対照的で、両方、良い組み合わせでした。
「川上」は、お地蔵様にお願いして眼が見えるようになったもののその条件は悪縁である妻と離縁すること、さて夫婦はどうするかの物語。
夫役の野村万作さんの飄々とした感じが何だかとても可愛らしくてほっこりしました。
能鑑賞の前に参拝しました。金刀比羅宮東京分社。
能、想像以上に楽しめました。ハマるかも?!