パナソニック汐留美術館で開催中のギュスターヴ・モロー展。
開催開始直後という事もあって比較的空いていてゆっくり鑑賞できました。
あまり取り沙汰されないモローの人生(建築家のお宅のお坊ちゃま、生涯独身、最愛のママン、結婚には至らなかったものの30年間も親しく交際した1人の女性の存在など)も知ることができて興味深かったです。
上は、本展覧会の目玉作品とも言える「出現」と「一角獣」。実物の細部の表現には素晴らしいものがありました。
あと、こちらの「神秘の花」は東京展では出展無し。見たかったです、残念。![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/035.png)
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今回のモロー展は東京、大阪、福岡など巡回場所によってかなり作品が異なるようですね。
殉教者達の屍を生命の糧とするかのように生える巨大な白百合を玉座にする聖母マリアを描いた作品です。
習作も多かったですけど、耽美で詩的なモローの作品を大いに堪能できました!
次回、パナソニック汐留美術館で開催されるこちらも行きたいものです。
大学生の頃、家族旅行でパリのギュスターヴ・モロー美術館へ行った事があります。
パリ市内はタクシーで移動しましたが別の所で降ろされてしまって
そこから探すのに散々な目に遭いました。(昔はスマホで位置検索なども出来ず)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/035.png)
しかもその翌日、ホテルの駐車場に停めてあった車が車上荒らしにあって窓ガラスを破られると言う・・。
色々びっくりな思い出も合わさった美術館です。
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/035.png)
でもクラシカルな邸宅そのままの美術館の中は、高い位置までモローの絵が所狭しと展示されていて圧倒されるものがありました。素晴らしかったです。
結構偏屈な父でしたけど、絵は本当に色々見せに行ってくれました。亡くなった今でも様々な趣味の時間にはよく父を思い出します。
当時は日記にチケットを貼るのがマイブームでした。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)