来年2月のハンブルク・バレエの「ニジンスキー」マイ
予習シリーズ。
ニジンスキーのレパートリーだったフォーキン振付の作品からなるDVDを見てみました。
シェヘラザード、薔薇の精、韃靼人の踊り、火の鳥から構成されています。
どのバレエも初めて見ましたが非常に面白かったです。一つ一つの作品は比較的短く、4作品でトータル110分でした。
ジャケット写真は火の鳥。
実はストラヴィンスキーを殆ど聴いたことがない私。
火の鳥も今回初めて聞きました。(あの超有名な春の祭典ですら最後まで聴いた事がない!!のでした・・)
火の鳥は不死身のカシチェイのお話だったのですね。
私的に一番面白かったのは合唱も合わさったバレエ版韃靼人の踊り。
ノリノリで迫力のある男性群舞、最高!です。
これはいつか実演で見てみたいものです。
ルジマートフとザハロワのシェヘラザードもエキゾチックで妖艶な美しさ一杯。
ルジマートフは肩幅があるのに余分な脂肪が全く無いなんと美しい体幹!、憂いを含んだ表情もとても素敵でした。そしてザハロワと2人の艶めかしいほど柔らかい踊りにもうっとりでした。
バレエ版シェヘラザードは、いわゆるシェヘラザードが夜伽をする話ではなく、そのきっかけになったシャハリヤール王が女性不信になる原因の出来事を描いたものだったのですね。
ゾベイダと恋仲になる金の奴隷と言い、ラ・バヤデールのブロンズアイドルと言い、バレエは何となくお肌塗りキャラが好きなのでしょうか・・・。
コルブの「薔薇の精」は衣装やポーズも写真に残っているニジンスキーを意識したつくりで、見応えがありました。
ただ今、「ニジンスキーの手記 完全版」を読書中。
ちょっとヨコにずれてルジマートフの他のDVDを見てみたい・・とも思いつつ。
🌷🌷🌷
数日前から初めて五十肩になってしまいました。
コートを着るのに腕を回すのが痛い・・。
当たり前ですが五十を過ぎても五十肩になるのですね・・。とほほ。