いろいろな保健師さんやお医者さんに
見てもらうことがありました。
「体重が急に増え過ぎ」
「うつ伏せから頭を起こす練習を早くさせなくちゃ」
「ミルクは少なく、母乳をもっと」
「そろそろ卒乳しなさい」
私は、実家も介護などで忙しく
頼れなかったので
完全な核家族、陸の孤島(夫談)で育児をしていると、
育児の専門家に良かれと思って言われた事も
重荷になって
悩みました。
まだスマホを使っていなかったので、
昔ながらの育児書を読みながらでしたし。
そんなとき、出会った小児科の先生に
悩みを相談すると、一言。
「自然が一番ですよ。」と。
体重の増え方も
母乳の量も
発達の速度も
卒乳も
もちろん子供によってそれぞれ。
時期が来たらちゃんと
子供から動きますからと。
ありがたく、ホッと涙がこぼれました。
それは赤ちゃんでない今も
息子にも
私にも
大切な言葉だと思います。
勉強時間。
友達との付き合い方。
受験する学校。
全部好きにする放任ではないですが、
あまり無理を通すと
必ず後で歪みが出てくる気がします。
その子なりの
時間の使い方。
選んだ学校。
悩み、辛さを経験するのも
その子にとっての自然ならば、
親は見守り、メッセージを伝えつつ、
無理な手出しは控えていれば…
その子なりの幸せな大人に成長していけるのではないかと、
思います。
私自身、
中学ではとても辛い生活でしたが、
それも含めての
今の幸せがあるのだと思っています。
息子に対しても、もちろん、
期待をかけて、私の考える幸せを
提示するだけでなく
強く導くこともできなくもないですが、
まだ生まれてからたったの14年の子が
心配でたまりませんが、
なるべく自然な形にまかせてみたいです。