この本は共感できるところが多々あります。
10年以上前の本ですが、現状と全く違和感がありません。
それだけ見据えて書かれているのか、
状況が数年で変わるものではないからか。
不登校の子供は、家族の暗い部分を引き受けてくれている…そう思います。
いつもテキパキと、やるべき事から片付けてスッキリ…
まあ、なんて素敵なんでしょう!
え?本当にそうかな?
見方を変えると強迫性だと。
私は思います。
いつでもスッキリさせているためには、
本当にやりたい事まで手が回らないんじゃないかな?
きれいに片付けて、何もかもスッキリさせたい!
が、究極行き着くところは、
自分をスッキリ
自分を仕舞う
自分をこの世からスッキリ片付けたい
になり得てしまわないかな。
無意識のうちに、
抵抗できる人。
無意識のうちに疑問を持っているんだと思います。
何も感じず、考えも及ばない人よりも、
なんと充実した人生でしょうか。
学校から帰るとまず宿題をする。
脱いだものもすぐ片付ける。
共用スペースに余計なものを置かず、
旅行から帰ったら、まず先にスーツケースの中身を片付ける。
家族のみんながやってたら、
1人ぐらい嫌になるのは
自然のバランスなのかもしれません。
中学ではクラスに1人ぐらい、不登校さんがいます。
みんなを代表して、
心のどこかで、
「自分とはなんぞや」を考えてくれている
哲学委員さんたち。
今日もお疲れ様です。
お元気でいて下さいね。